日本で英語を子どもに教えるときには、どの教材を選ぶか悩むところです。英語力を効果的に伸ばすためには、教材選びが必須です。英語で学ぶを考えると、100 Words Kids Need to Readシリーズがオススメです。
公立の英語学習の変化
日本の公立学校での英語教育は、「英語を学ぶ」から「英語で英語を学ぶ」へと変化しています。
豊橋市の例など、取り組みは進んでいます。実際にできるかは、ちょっと疑問もありますが。というのも、家で英語で教材を子どもと進めていると、英語だけで英語を教えるには、経験的な要素が足りないからです。
動作と合わせて動きの言葉を言うなど、経験的なものがあると入りやすいですが、全般的にそれが足りないです。
それでも、全体のレベルが上がってくるのは間違いないでしょう。塾関連で見ていると、小学校卒業までに平均的に英検2級レベルまで上げられますと言っているところもありました。少しできるくらいでは足りなくなってくる可能性があります。
現物の教材がいい
Kindle本だと現物でない辛さがあります。立ち上げるという動作がちょっとネックなところです。習慣として親と一緒に取り組めればいいですが、実験するとなかなか難しかったです。小さい子どもには実物の本の方が手に取りやすく、学習効果が高かったです。
READING FUTURE STARTER 1を使ってみたのですが、Social Studyなど、経験的な要素がないと読むのが難しく、途中で断念しました。
英語で学ぶことを見据えると、100 Words Kids Need to Readシリーズに落ち着きました。
100 WORDS KIDS NEED TO READ
このシリーズは、カラフルで切り取り式なので、子どもが取り組みやすいです。英語で学ぶことを見据えると、選択肢になるかなと。
いい部分は、指示が英語であるということです。”Draw a line to match the color word with the correct cravon.”みたいな感じで。Oxfordシリーズもいいのですが、”Draw.”だけの指示のところもあり、少し分かりにくい問題があります。
このシリーズは、100語を6グループに分けて学んでいくものです。
色や雰囲気でひとりでも解けてしまいます。getやgotのように、日本語だと少し避けて進む、過去形もすぐに出てくるので、英語圏での学び方と日本の学び方はちょっと違うと感じます。
発音や意味は親が補う必要がありますが、英語での教材を探している人であれば、一度手にとってもいいでしょう。今のところ、1st Gradeが終わって、今は2nd Gradeを一緒にやっています。
子どもの興味を引きつけられる教材選びは、英語学習で大切な点です。迷っている方がいれば、選択肢にしてみてください。