人はそれぞれ壮大な目標を持っているもの。
NASAの名とともに有名な月面着陸計画もそうです。
#dearmoonプロジェクトとして最近でも挑戦し続けられています。
[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=N2X0HtiwgOA&feature”]
壮大なプロジェクトを始める際に、
本当に成功できるかは誰しもとても気になるところです。
始める前であれば、臆面もなくやめやすいから。
でも、始めるまで成功するかはわからないものです。
始める前に成功できる素材かどうか、
簡単に吟味できる方法はないのでしょうか。
その壮大なプロジェクトの成功を事前に
判断するために問うべき5つの質問があります。
何かを始めるときに使ってみてください。
1. 理由:前例があるか、説得力がある根拠があるか?
時間や努力をそのプロジェクトに投下するのは、
二つの目的があります。
一つは、問題を解決するため。
もう一つは、機会を得るため。
でも、ここには明確で説得力のある根拠があるでしょうか。
その壮大なプロジェクトの目的に係る前例や
根拠をどこかに見出しておくこと。
誰か、同じような前例をしている人がいたでしょうか。
もちろん競合になる可能性もありますが、
全く競合がいない分野は需要がない可能性があります。
需要を測るためにも前例は必要。
一方で、その目標を解決するためであったり
機会を得る必要として説得力のある根拠を
見いだせるでしょうか。
「単にやりたいから」でもいいでしょうが、
それ以上に何かしらの根拠を持っておくべきです。
2. 誰が:壮大な目標に情熱的でカリスマ性のあるスポンサーがいるか?
何か壮大なプロジェクトを成功に導くためには
スポンサー(支援してくれる人)が必要です。
スポンサーに資金力やノウハウがあったり、
協力的に関わってくれたり、魅力のある人であったり。
スポンサーの能力や関わりはそのプロジェクトの
成功にとってとても大きな要因になります。
誰にでも誇れるような偉大なスポンサーだけが
スポンサーではありません。
生活をともにするパートナーももちろんスポンサーです。
理念を共有する方もスポンサーです。
名乗ってくれなくても、あなたが
そう認識して定義しておくことは
「プロジェクト」を成功にもたらすために
必要なことでしょう。
3. 何を:その壮大な計画で何が持たされれるか明確になっているか
そのプロジェクトの成功で何がもたらされるか。
この質問は1つ目の質問と混同しないことが大切です。
「何のためにするか」ということと、何をもたらすかは
しっかりと区別しておきましょう。
これを定義しておけば、
もたらされるものがどれくらい持続できるか、
コストはどれくらいか、最終成果物を得るために
必要なスキルは何かを最初の段階で理解できます。
目的物を決めておきましょう。
決めることによって、結果を得やすくなります。
4. いつ:その壮大なプロジェクトは明確な締め切りを持っているか?
大望のある明確な締め切りを持があるプロジェクトは
成功の可能性が高まります。
最終締め切りがないプロジェクトを始めてしまうと
終着点の見えずに長引くだけのプロジェクトに
なってしまう可能性も。
そもそもの月面着陸計画をジョン・F・ケネディが
発表した際にも、「最終締め切りを大望を持って
決めなければ決して成功しない!」という言葉で
人々の心を動かしています。
5. 位置付け:その壮大な計画は優先順位が高いか?
プロジェクトの「位置付け」は外部的な要因との関わりの結果です。
外部要因がポジティブに働いたりネガティブでに働いたりと。
つまり、プロジェクトと定義しても自分であったり
リーダーがコントロールできない箇所があります。
組織の中でのそのプロジェクトの
優先度合いはコントロールしにくいことも多いです。
個人プロジェクトであっても自分が置かれている
他の仕事のとの関わりの中で優先度合いを変えられない
場合も発生するでしょう。
完全コントロールができなくても、リーダーや
個人がそのプロジェクトを履行するために
影響できる範囲はもちろん広いです。
外部要因との関わりあいを含む
位置付けをしっかりと定義しておきましょう。
まとめとして
初期段階で、これらの質問を議論して
答えを確固としたものにしておきましょう。
時間はかかります。でも初期にそういう時間を
とっておくことで、実行段階をスムーズに進める
ことができるようになります。
成功への枠組みとして参考にしてみてください。