論文 文献管理ツールCitaviインストールとMendeleyとの違い

Citavi

論文を書く際にどのツールを使って文献を管理していくかは悩みどころです。

さっと調べただけでも下記のソフトがあります。

 

大阪大学の図書館の勧めを見ると、MendeleyやEndNoteを記載しています。阪大生はEndNoteの有償版を無料で使える特典もあるようです。

同様に京大だと、Zotero、Mendeley、Endnote、RefWorksなどで出ています。

Mendeleyは日本語でもよく紹介があるようですので、今回はCitaviのインストールと概要を記載し、Mendeleyとの違いもみてみます。

 

 

もくじ

Citaviとは

Swiss Academic Software GmbHが出している文献管理ツールです。

 

ミッションは2つ。一つは、論文を作るための生産的なツールの提供。

もう一つは、論文を作るための洞察を提供するツールです。

 

100文献までは無料です。Windows版を見ると15000円程度です。学生へのディスカウントは問い合わせベースとなっています。

 

Citaviの実際インストール

さて、今回は無料版をインストールしてみます。

 

インストール

 

サイトへアクセス

まずは、Citaviのサイトへアクセスしましょう。

右上にダウンロードがあります。こちらをくりっくしてください。

 

 

ダウンロードページへ

ダウンロードページに「Download Now」があります。こちらに入りましょう。

 

ダウンロード後はインストーラーを起動させます。好きな言語を選びます。

残念ながら日本語はありません。ここでは英語を選んでいます。

 

インストーラーが走りますので、Nextで進みましょう。

 

 

ライセンス許諾についても「I agree・・・」を選択してください。

 

インストール場所を選びます。基本変更しなくていいです。

 

インストールする部分を選びます。こだわりはないでしょうから、「Complete」を選びます。

 

Installをクリックしましょう。

 

Google Chromeでインストールをしていましたが、プラグインも勧めてきています。

拡張機能を有効にしましょう。クリップが容易にできるようになります。

 

Finishを押して完了です。

 

 

IDを作る

次にIDを作ります。

 

Let’s goをクリックすると、ブラウザが立ち上がります。

「I would like to create an account online」でアカウントを作れます。

 

 

他のサービス連携も可能です。今回はメールアドレスから登録していきます。

 

 

次に、細かい情報の入力をしていく画面が出てきますので、入力しましょう。

 

 

メールアドレスの確認が次に出ます。

 

 

ログイン後の画面が出てきます。

 

 

さて、IDができたらインストール版に戻ってアカウントを入力しましょう

 

 

コンピュータにIDを保存するか聞かれます。いつもお使いのPCであれば上のRemember me on this computerを選択します。

 

 

プロジェクトの保存場所について、複数のPCで使う場合は一番上のCitavi Cloudを選択しましょう。

 

 

アクティビティログの送付を聞かれます。送る必要がないので、上を選択します。

 

 

さて、サービスが立ち上がったら左下の「New Project」をクリックして始めましょう。

 

 

保存場所を今一度聞かれますので、選びつつ名前をつけます。

 

 

Wordの挿入用プラグイン

プラグイン用のダウンロードは下記から取得可能です。

最初はいいですが、後々挿入したいと考えるでしょうから、ついでにダウンロードしてインストールしておきましょう。

https://setup1.citavi.com/release/default/Citavi5Setup.exe

 

ファイルは100M程度あるので、ダウンロードに少々お時間かかります。

 

 

CitaviとMendeleyとの特徴と比較

CitaviとMendeleyの特徴

Citaviの良い点・悪い点

良い点は、

  1. カテゴリわけができる
  2. 内部検索できる
  3. 引用やサマリーに注記が書ける
  4. タスク管理がついている
  5. 注記も検索可能

ダメなところは、無料版の参考文献数制限は100までという点です。

 

Mendeleyの良い点・悪い点

良い点は論文数の制限ではなく、容量の制限になっているためたくさんの参考文献を中に入れ込むことができます。

また、日本語で説明してくれてるページもCitaviより多いので導入がしやすいでしょう。

 

 

CitaviとMendeleyのどっちがいいか

Citaviの方が参考文献数は少ないですが、深めに管理ができます。

両方共に無料です。対象の論文を確認しながら、その無料の範囲で使い分けをしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

【編集後記】
今日は早めに帰って家でのんびりしました。卵黄が2つ入っている卵で親子丼です。

【昨日のはじめて】
ゆずわらびモンブラン

【子どもと昨日】
保育園に行く間が空いたせいか、友達の男の子を見つけてはギュッと抱きしめていたそうです。先生は微笑ましく見ていてくれてました。

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