製造業の製品のように、以前悪かったところを改良していく方向ではいきづまってしまう。
改良ではなく、コンセプトそのものを変えるアプローチを取るべき点です。
製造業系は改良型デザインを好む
デザインを提供した際に、製造業系の方であれば改良案を好みます。
改良案とは、デザインの一部がよくないので、その一部にフォーカスして好みの形に仕上げるのです。
製品のように、一部の機能が他の機能に影響しないものであればいいのですが、デザインはなかなかそうはいきません。
一部を変えるとは全体を変えることにつながるので、全体バランスが大きく変わってしまいます。
日本はデザインが弱いと言われていたのは、このように製造業系の機能改良の発想でデザインを見ていたからではないかと。
コンセプトデザイン
これに対して、コンセプトデザインから起こしていくものは以前のデザインがダメだった場合全てを一度おじゃんにして進める方向性です。
芸術家が絵画を作っているとき、映画などで全体をぐちゃぐちゃとして改良ではなく書き直ししているイメージです。
この方向性で上手にしている方の様子を見ると、
- たくさんの情報を一度に頭の中に入れる
- しばらくその情報を頭の中で寝かせる
- その後に湧き出た内容で全体を仕上げる
という形態です。
広告のような芸術性があるものも、抜本的に見直す場合はコンセプトデザインからがオススメです。
マイナーチェンジでなければ改良ではなかなか前回から飛び抜けたものを作れないからです。
アイディアは関係のないところから
アイディアは関係のないところから降ってきます。
先日見にいったジョジョ展でも作者の方は漫画とは関係なく、絵画や近代の表現技法、銅像などからも学んでいました。
デザイン発想が右脳的なところというのも納得がいくところで、意識的にものを認識して蓄積していくことが良い広告の第一歩となっていきます。
広告のデザインに行き詰まったら自分の好きなところに行って、たくさん関係のない情報を入れてみましょう。
【編集後記】
案の定というかインフルエンザが流行ってますね。
明日からなおのこと寒くなりそうなので、注意必要かなと。
【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO
【昨日のはじめて】
選べるブレンド ガツンと濃いめ
【昨日の子育日記】
最近、交通ICカードが好きでよく持っていって遊んでます。
この日は、遊んだあとに返してくれなかったようで移動のときに持っていないことに気づきました。。 次からは気をつけねば。