最近の子育ての基本は、褒めて伸ばすなのでしょう。
ピアノの先生の様相を見たときにも感じましたが、それ以外でも褒められることが求められる点です。
もくじ
食事の進み方の違い
知り合いの子どもが、家ではあまり食事をしなくて、保育園では食事をするという話を耳にしました。
保育園の食事は子ども用になっているので、しょうがないのかなと理解していました。
でも、答えは違うようでした。
「先生がほめてくれるから食べる」
という答えをその子がしていたそうです。
「ほめられてそだつタイプなの」
ということでした。
自己愛を育てる意味でもあまり怒らなくなっている世の中です。
本人も褒めて育つと認識しているので一致しています。
料理の腕の差が原因と想像していたので、こんなところでも褒める育て方式が影響しているのだと、少し驚きました。
報奨があまり
褒めるという程度でいいのでしょうね。
普段の生活をしていれば、取り立てて褒めようとしないと、うまく褒める機会がつくりにくい場合が多いです。
逆に意識をすると、それほど難なく褒めることができます。
これに対して、何かを買ってあげるとかの報奨を出して実験してみたことがあるのですが、中毒性があり、向き不向きがあるようです。
一度もらえるとわかれば、もらえるまでしませんし。
もらえるのが当然として動いていきます。
成果報酬型というのを聞きますが、上手な設計につなげる必要があると感じさせられます。
子育ては、方向性を見つめ直す機会
子育ては、改めて報奨や褒めるなど、相手への関わりを考える機会にできます。
もちろん、子育てで実験をするつもりはありません。
たまたま少し感じるという程度です。
ただ、意識をすれば色々と見えてくるものがあり、貴重な経験をさせてもらっていると感じます。
少なくとも、褒めるは意識して、感じたときに相手に伝えたい点ですね。