募集体制がしっかりしてなければ転職エージェントがよい
応募者の立場でその会社が信用できるか、心配する点です。
同様に採用企業の人事の立場でも応募者が信用できるか、心配なのです。
能力があるなしではなく、無断で面接をキャンセルする。連絡が取れない。
売り手市場の領域といわれる転職市場は、応募者の(やりとりの)質を担保するのに一苦労です。
情報待ちの人も多いため、エージェント経由であれば採用選考のラインにしっかりとのりやすいです。
その代わり企業が公開していないのに情報にたどり着ける点はいいことでしょう。
転職エージェントの力の差はどこで出るか
選考基準を理解して応募者に的確なアドバイスをしてくれるかが、力の差が出やすいところです。
エージェントの仕事は多忙です。
間に入りますので、両者の日程調整。
この採用のバックグラウンドの理解もする。
その候補者が求める要件を満たす可能性が高いかも考える。
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そうこうしていると、案外と選考基準を理解した的確なアドバイスをくれない転職エージェントもあります。
あるところでは、「がんばっていきましょう!!」
程度しかアドバイスをくれませんでした。
これに対してできるエージェントの人は、過去の選考基準であったり通過した人の具体例などを出してくれることもあります。
具体例をしっかり出してくれるかは、転職活動の結果に直結します。
直接応募は企業側にとって仲介手数料がかからない
SNSでよく強調されているダイレクトリクルーティングにおける直接応募の良さは、仲介手数料がかからないことでしょう。
理論年収の35−50%程度は手数料を払います。
年収800万円の人を雇うと280万円〜400万円取られると、かなり痛手です。
採用しておらずパフォーマンスを出していない応募者にすでにこれだけの費用を払うのですから。
直接応募の一番のメリットです。
応募体制があるなら直接応募が採用されやすい
反面ですが、人事は経営の根幹とはいえ直接応募に経営者自らが直接絡んでいない場合もあります。
企業は一人で運営している訳ではありません。
意思決定機構も一枚岩ではないことも。
社内の意思決定システムは、それほど単純ではないものです。
また、直接がいいかどうかを転職エージェントに聞いても、
「オススメです!」などという返事は絶対返ってきませんので、ご注意ください。
まとめとして
募集体制がしっかりしていないと判断すれば直接応募はやめて転職エージェント経由がいいです。
転職エージェントの費用は応募者が負担している訳ではありません。
上手に情報を渡してくれるエージェントさんを選んで使いましょう。
【編集後記】
すっかりクリスマス風の飾りが目につきます。そろそろクリスマスツリーの飾り付けをしなければ出し損ねそうです。子どもと何か作って飾ってみようかなと。
【昨日のはじめて】
子どもの自撮りポーズ
【昨日の子育日記】
カメラを自撮り方向に向けて撮ってみると、写真を撮ってるってことを理解してくれたようでポーズを決めてくれました。
(親バカな意味で)かわいい写真が撮れました。