バックオフィス系統の人は、目標がほしいというのが前兆にあると考えます。
どこかに属さないしごとばかりが無尽蔵にくる場合は嫌でしょうが、目標がほしい状態というのは感じます。
独立するとその理から外れる傾向も感じます。
ただ、組織に属する人とかかわっていく上で、そのモチベーションを理解しておくのは、役に立ちます。
目標がほしい切実さ
バックオフィスの目標は本当に立てにくいです。
理由はいくつかあるでしょう。
- 売上のような目に見える指標が立てにくい
- ミスをなくすというのは、目標のようで守りが中心、評価されにくい
- 目標のネタ切れ
などなど。
こういった人たちの目標立てについて手助けをしてきた経験があります。
アイディアは個別具体的なものになるので、ここでは置いておきますが、評価されやすいことも手助けする観点においていました。
というのも、バックオフィスの人を評価する際に、その評価を最終決定する人の経験背景がバックオフィス系統でないこともあるからです。
とりわけ、営業系統ですね。
その人が評価する際には、結局営業陣営を評価する形に似た評価系統になってしまうことも。
報告側も評価側もある程度ちゃんとやれる内容に仕上げることを手助けの主軸においていました。
後先考えない目標
退職する人が立てた目標を、他の人が引継がないといけないハメになることを経験したことがあります。
目標を立てるのが難しかったのでしょう。
かつ、その人は、その目標の途中で辞めてしまいました。
いなくなるからいいと考えたのでしょうか。
後先考えない目標だと、残された人が困ります。
勝手に業務拡大を地味にする内容でした。
どこかが困るハメになるとわかっているだろうに、そういった目標を立てるというのは、目標立てによっぽど困っていたのではないかなと。
管理側と提案側をうまく調整をしていきたい点です。
法改正などは目標の良い機会
バックオフィス系統の目標設定では、法改正対応などはいい内容です。
というのも、絶対的に対応をしないといけないので。
勝手に立てた目標に費用がかかったら、指摘を受けるでしょう。
でも、法改正対応に多少の費用がかかっても、必要な費用として納得が得やすいです。
バックオフィス系統のしごと内容を変更する際には、各署から抵抗を受けることもあります。
その理由付けに法改正を使えるなら、比較的丸くおさめやすいです。
目標設定の一例でお役に立てばうれしいです。
【編集後記】
狙っていたセミナーを受講しました。
とても丁寧でいい内容でした。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○
【子育て日記(5歳・1歳)】
ちょっと下の子が体調を崩し気味で、セミナーの直前まで看病していました。
元気な側面もあるので、看病と言っていいのかわかりませんが。
早く通常運転に戻るといいなと。