大学は卒業後の年収を指標にどこにするか選ぼうという学生さんもいるでしょう。
しかし、ランキングは一般性を十分に持たせているようで、そうでもありません。
こういったランキングを見るときは必ずどういった集計を元に結果を出しているかを意識しましょう。
大学年収ランキングの結果
Dodaが出している大学別の年収ランキングです。
これを見ると、東大や京大が強いなぁと純粋に感じます。(ちなみに赤が国公立、青が私学です)
(27−29位はなぜかランキング数字が戻っていますね。。)
肌感覚と違う+注釈
さて、上記の表が自分の肌感覚と合っていましたでしょうか。
合っていれば、ある程度このランキング表の世界があなたのキャリア枠と似通っていることになります。
似通っていない人もいるでしょう。
その場合は、表の集計方法が原因かもしれません。
集計方法と各階層サンプル
集計方法としては、以下の注釈があります。
※2011年1月~2012年12月31日の期間に、DODA転職支援サービスにご登録いただいたホワイトカラー系職種の男女(21~59歳・約100,000件)のデータをもとに集計
表に約100校があり、4×9階層で平均的に考えれば、一つの学校に対して一つの年齢層は27サンプル取っていることになります。
また、2年間の期間を取っていることもサンプル数をどう扱っているのかちょっと聞いてみたいところです。
ホワイトカラー以外の方はこのランキング外になりますので、すでに違うということでしょう。
ホワイトカラーの方も肌感覚とずれていれば、大学がシグナリングするような職種ではない。卒業大学が年収に関係ないキャリアを歩んでいる可能性もあります。
高校生やその親御さんが進路の指標にする場合には注釈を意識しよう
こういったランキングは面白いものですし、有効な場合もあります。
心配なのは、このランキング表を表面上だけ見て進路を選ぶことです。
人は単純化を好みますし、良さそうな学校に行った方が良さそうな年収帯を稼げるかなと感じます。間違いではないでしょうが、やりたいことがない人がこのランキングを主に選ぶことがないように。
ランキングの注釈の注釈でした。
【編集後記】
遊園地のアトラクションに子どもを参加させましたが、1歳ではまだまだ分からないですね。
親の体力があり色々なところに行きたい気持ちがありますが、結局子どもは覚えてないかな、と。
【昨日のはじめて】
ポルトヨーロッパ
黒潮市場
黒潮ソーダ
【子どもと昨日】
ショッピングモールの中を闊歩しました。2kmくらいは歩いたのか。あっちへ行ったりこっちへ行ったり。最後は満足してくれたようです。
周りの人の迷惑にならないようにこちらがちょっとヘロヘロです。