それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ〜るカーニバルを見てきました。
ちょっとネタバレも含みつつですが、バランスの難しさというのを感じたので、その点について書いてみます。
大まかなあらすじと強いバイキンマン
あらすじとして、
アンパンマンたちは、バケールカーニバルという、おばけたちのお祭りに参加。
おばけたちが化けてみんなを楽しませるお祭りなのだが、うまく化けられないドロリンが、昔 おばけの国を荒らしたまっくろ魔王が使っていたまっくろマントをクリームパンダと探しに。
まっくろマントが持つ力に気づいたバイキンマンが、そのマントを奪って街を…。
という話です。
この中で、バイキンマンがまっくろマントを持った後がとても強かったです。
バイキン氷の女王、バイキンすなおとこ、バイキン化石の魔王、バイキンドロンコ魔王、バイキンまっくろ魔王というように次々と変身していきます。
これがとても強いです。
TVシリーズで見ている方は、こういう敵役がギャグなく強く、純粋な悪さを出していることを目にするはず。
これらの敵役に変身するバイキンマンも、今回なかなか悪い雰囲気です。
面白さと怖さのバランス
次々と強い敵に変身するバイキンマン。
ついには、カレーパンマン、しょくパンマン、メロンパンナちゃんを石にします。
今回は、特殊変身はありません。
石になるのを見て、アフリカのナトロン湖を思い出しました。
個人的に、ここにエグみを感じました。
だいたい映画では、やられた比喩表現として、変身することが多いです。
ナンダルンダはおもちゃにされましたし、バニラ姫では味方はバイキンマンの光線でアイスクリームにされています。
盛り上がるということで、こういった強さにしたんでしょうが、ばいきんまんがかなり破壊をしているのは、ばいきんまんの逆襲のイメージです。
最後に、本人の意図とは関係なく破壊をしてしまうので。
改めてバランス設定の難しさ
バランスはとても難しいところです。
ハードであればウケるということではなく、シンプルだからダメというわけでもなく。
対象者をよく見た上で、絶妙なバランスを考えるということが求められます。
時代時代の状況であったり、社会の流れだったり。
難しいですが、対応を考えるのは、楽しいところでもあります。
アンパンマンを見つつ、ふと感じるところです。
【編集後記】
とある見学で外出。
参考になりますし、良い流れをつくりたいなと。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○
【子育て日記(5歳・1歳)】
次は、ジュラシック・ワールドの公開が楽しみなようです。
ブルーは、ネーミングがわかりやすくし、子どもも「ブルーだ!」って言ってます。
下の子は「みぃんまん(ばいきんまん)」と言ってましたが。