iPhone Xは、そこそこの人気のようですね。本体を買う時に迷うのは、アクセサリー。そのアクセサリーでもスマホの場合はケースをどうするか、悩みどころです。iPhone Xなら、純正レザーケースを買うかどうか。
6ヶ月間純正レザーケースを使用した感じをレビューします。
今回の購入
今回はiPhone Xの購入と同時に純正のレザーケースを購入しました。購入した際の価格は10,800円です。Amazon経由で調べると16,893円で表示されていてなぜかなと感じましたが。
以前iPad Airにおいても純正のレザーケースを使用した経験があります。質感として、iPad Airのケースよりも手触りがいい感じです。
1月使ってみて良い点
手触りがとてもいい
一番にあげたいのは手触りです。とても良好。ヌメッとしたいい質感。女性もののバッグで柔らかく鞣したものの感じと表現するのがあっているでしょうか。
革は好きな人はとても好きです。その革の良さを感じられる人であれば、すぐに気にいる商品です。見た目、ポテッとしてます。
4ヶ月程度使っていると
この滑り感がなくなっている場合があります。使い方によります。2つあり、比べてみると片方は質感はいいままです。もう片方は、保湿が足りないお肌のような肌触りになってました。
ケア用品が必要です。それは後述します。
6ヶ月も使うと
数回は落下をさせています。衝撃に十分強いようです。強いというより柔らかさがあるので、そこまで傷つかない感じです。
少し革で傷ついているところがありますが、目立ちません。傷も雰囲気として活きています。
傷がつくとみすぼらしくなるケースがありますが、このケースはそんなことありません。
シンプルにできてる
シンプルな様相もとてもいいです。iPhone Xの良さである背面は見えなくなります。しかし、革としての良さをしっかりと出してくれてます。
カードも入りますので、Apple Payとはカードを分けたいとか、急場でしまう場所がほしいなんてニーズにも応えます。
革製品は手入れができる
革製品はクリームを使って磨けます。靴磨きや革手入れが好きであれば、手入れ対象が一個増えます。手入れをすれば、味が出て来たり光沢が良くなったりと、育てる楽しみを味わえます。
私がこの系統を磨く時に使っているのはこのクリームです。革手入れの方法は正式にあるでしょうが、薄く伸ばすようにつけるだけでだいぶ違います。革関係なんでも使えますので、使ってみるのもいいでしょう。
靴磨き用のクロスはありますが、そこまで買う必要はないです。クロスは買ってもその場限りになってしまうことが多く、もったいないです。道具を一式そろえたいという欲望は満足します。磨きたいのか、道具をそろえたいのかは自分で選びましょう。
4ヶ月目でも磨きました
かさつきが出てきますので定期的に磨いています。
汚れが目立つから磨くのではなくて、かさついた手触りに違和感を覚えたらケアする感じです。磨くと、手触りが戻ってきます。
手触りの良さがあるので、暇なときに触りたくなります。
何度か落としても傷はそこまで目立たない
使っていると何度か手を滑らせて落としました。落としても傷は目立ちません。落とすと確実にある程度の傷はつきます。それでも目立たない。
天然素材の良さですね。
フタを開けてもレンズはふさがれない
フタを開けてもずれるようになっているので、レンズがふさがれずに自然なフタの開きで写真を撮ることができます。フタが斜めに開くのはこれを狙って設計されています。
単純に使うならずれは気になります。ただ、カメラのことを考えるとこれはとてもいいです(後述のふたがきっちり閉まらないにつながっていますが)。
悪いところ
良い点よりも悪い点が項目数として多いです。
立てると開く
立てると開きます。問題ないという方もいれば、しっかりと閉じてほしいという方もいるでしょう。好みの問題ですが、しっかりと閉まらなのがいやであれば、求めるものでないかもしれません。つまるところ、磁石や紐がないことに起因してます。シンプルさを求めるが故の引き換えとも考えられます。
立てかけて斜めから見ると、開いてますね。
立てかけても正面から見るとそこまで開いていない感じです。
実際に、iPhoneをフタを閉めたまま立てかける需要があるかといえば、あんまりない気もします。きっちり閉まらなくても、立てかけない人なら問題ないでしょう。
光を認識しているので、カメラ部分に光を当てないようにすればいいという程度にしてあります。
価格が高い
10,800円を出すなら、もうちょっと別のものも買えるでしょう。10,800円が劇的に高いとは言いません。でも、本体(256GBなら約14万円)と一緒に買おうと考えれば、1万円をさっと追加しようという気になるでしょうか。15万円って洗濯機や冷蔵庫が買えます。
通常使うのみなら即買いしたいとはならないでしょう(私は買ってますが…)。
SIMの入替えには不便
ケースにかっちり納まるようにできています。コツがあるのでしょうか。外し方のコツを教えてほしいです。外すとき、ケースが歪むくらい力入れました。せっかく高いケースを買ったのに、そんなに力を入れるのは気が引けます。
一回二回、SIMを入れ替えるのであれば大丈夫です。だた、海外に行ったりで頻繁にSIMを替える人にはちょっと向かないかもしれません。
傷はすぐつく
傷はすぐにつきます。今回、写真にわかりやすく傷が出るように撮影しているので、傷が大きいなと感じるでしょう。使っていると、傷は見えますがそれほどは気になりません。
これはiPhone Xのケースに限った話ではないです。革であればぼちぼち傷がついてきます。そして、できた傷も味になってきます。そういう発想で革を見つめられるのであれば問題ないです。でも、傷が嫌な人は気になるでしょう。
黒だと気にならないかもしれません。タウぺだと、光の加減で結構傷が見えます。ちょっと気になります。
iPhone Xと気が付かれない
ケースはiPhone X感を消します。周りを囲むようなケースをしていると、iPhone Xと気づかれません。
今まで、この革ケースにiPhone Xを入れて周りの人にiPhone X買ったと言われたことがありません。指摘率0%です。撮った写真を見せてきれいだと言われる程度です。
最新のiPhone所有者と気づかれたい人はつけないほうがいいです。
純正レザーケース選ぶかの判断ポイント
金額が出せるか
金額が出せるかどうかがまず大きな分岐点です。iPhone Xの本体代金にプラス10,800円出せるかどうか。多くの人は、あまり出せないです。なにせ本体が高いですから。
iPhone X自体の購入直後のレビューはこちらです。
革製品が好きか・経年変化を楽しみたいか
その値段でも出そうかなと興味を持つ方であれば、次に考えるのは革が好きかどうかです。
今までのスマホ関連で、ポリカーボネートやポリウレタンのケースで満足した方は買わなくていいでしょう。一度でも革ケースを買って、「なかなかやん」と感じたのであれば、気にいる可能性が高いです。
傷については、どんなケースも傷つきます。ポリウレタン、ポリカーボネートなどのケースであってもいずれかは傷ができます。できるまでの時間の差は少し遅い感覚です。でも、革とプラでは味が出るのは革です。傷ができるからダメみたいな考えで革の良さは語れません。
迷ったら展示品を触ってみよう
迷ったら、展示品などで実際に触ってあなたがどう受け止めるか感じましょう。心が震えれば買う製品です。震えなければ別の製品を探すことを勧めます。
【編集後記】
師走。師も走るのですから、師でなくても相当走ってます。
【昨日のはじめて】
エスカレータ出口に倒れている人発見(助けました)
【子どもと昨日】
いつもの時間に寝かしつけたのに深夜2時から目が爛々で2時間半過ごしました^^; 母乳を飲ませてもミルクを飲ませても添い寝しても寝ない。横にしても嫌がる。なかなか手ごわいです。
結局、こちらはちょっと寝不足です。誰が悪いわけでもないので、隙を見て仮眠します。