2023年最新! 税法験免除申請の提出書類一覧と注意点

税理士試験免除申請書の申請書について提出書類や書き方について、今回で全科目免除となるものとして、案内をまとめてみます。

なお、現在大学院1年生であっても、用意できる書類があります。
休み時期でモチベーションが下がっている方は、別のことをして気を紛らわせて気分転換です。

まとめたものをパラパラと見て、気になったものだけそろえてもいいかもしれません。

もくじ

最新の提出書類一式

提出書類一式の案内は問7を確認しましょう(2021年3月10日現在)。

平成31年4月1日以降、住民票の提出以外に変更は見られません。
しかし、念のため、提出の際には最新のものをチェックしたいですね。

2021年3月10日現在として、一覧にまとめます。
注釈は長いのでここではカットしてます。

以下の9つをそろえて送れば免除の認定が受けられます。

  1. 研究認定申請書兼税理士試験免除申請書
  2. 学位取得証明書
  3. 成績証明書(上記2又は3で入学年月が確認できない場合は「在籍期間の証明書」も)
  4. 修士の学位等取得に係る学位論文
  5. 指導教授の証明書
  6. 履修規定で修了要件が記載された部分
  7. 履修した全科目の「担当教授・講義内容及び単位数」が記載された部分
  8. 一部科目合格(免除決定)通知書などのコピー
  9. 返信用封筒

他のブログで住民票の提出を含めて案内しているものがあります。
ただ、平成31年4月1日以降の提出なら、住民票は不要になっております。
添付してはねられることはないでしょうが。
(修士の学位等による試験科目免除について 問7の注4 2021年3月12日現在)

1年生のときから集められる書類

上記のうち、以下の2つは大学院1年生のうちから集められます。
暇つぶしがほしい方は集めておいてください。

  • 6 履修規定で修了要件が記載された部分
  • 7 履修した全科目の「担当教授・講義内容及び単位数」が記載された部分

6 履修規定で修了要件が記載された部分

入学の説明会などで配られる履修要項が該当します。

例として、

  • 在籍期間が2年以上になること
  • XXを含む32単位以上を取得すること
  • 修士論文の審査に合格すること

など、修了するための要件が載っている部分をコピーしておきます。
入学したらすでにできる部分です。

7 履修した全科目の「担当教授・講義内容及び単位数」が記載された部分

シラバスのコピーを提出いたします。

シラバスを紙で配っているのならそのコピーを。
最近はPDFでダウンロードする大学院もあります。
その場合、修了式が終わり翌年になるとダウンロードできなくなることがほとんどです。
必ず印刷かダウンロードをして、保管をしておきましょう。

書類の書き方と注意点

1-9の書類についてまとめます。
6と7は上記の「M1から集められる書類」に書きました。

1 研究認定申請書兼税理士試験免除申請書

研究認定申請書兼税理士試験免除申請書をダウンロードして記入しましょう。
細かな注釈が気になる方は問8を参照するといいです。

大まかには

  • 貼った収入印紙は消印しない
  • 手数料は、「税法に属する科目」と「会計学に属する科目」のいずれか一つの申請なら8,800円、両方なら17,600円

くらいでしょうか。

あとは、見たほうが早いです。
サンプルを貼っておきます。

2 学位取得証明書

学位取得証明書が必要です。
「修士(法学)」、「修士(商学)」等の学位名が記載されたものです。

修了式の日に配る大学院、申請しておき修了式以降に受け取れる大学院などがあります。
配ってくれるのか、申請が必要なのか、事前に確認しておきましょう。

3 成績証明書(上記2又は3で入学年月が確認できない場合は「在籍期間の証明書」も)

成績証明書も、修了式以降に取得ができるか、修了式で配ってくれます。

なお、学位取得証明書か成績証明書で入学年月が確認できない場合は「在籍期間の証明書」が必要と注釈されています。

当該申請に係る科目を内容とする単位(4単位以上)については科目名を○で囲む必要があります。
税法の免除なら税法科目ですね。

4 修士の学位等取得に係る学位論文

修士論文のコピーですね。
以下のものから成ります。

  • 論文本体
  • 学位論文の表紙
  • 目次(ページ数が記入されているもの)
  • 参考(引用)文献目録

5 指導教授の証明書

指導教授の証明書ですね。
書き方はこちらに説明があります。

また、ひな形はこちら(指導教授の証明書)からダウンロードできます。

先生もよく書き方を知っていますので、問題ないかなと。

こんなイメージです。

なお、税法に合格していない状態で指導教授の証明書をもらおうか
迷う方もいるでしょう。

案内には、指導教員の証明の取得時期については記載がありません。
おそらくは、事前に取得しておいても問題がないかと。

教員の異動も可能性はあり、いつでもコンタクトできるわけではないでしょう。
取得できるときに、証明書は取得しておくべきです。

8 一部科目合格(免除決定)通知書などのコピー

合格科目を証する税理士試験等結果通知書又は一部科目合格(免除決定)通知書です。

こんなやつですね。
コピーして、サイズをA4にしておきましょう。

9 返信用封筒

A4の大きさが入る、自分宛てに宛名を記載した封筒です。

住所を書いて、必要な切手を貼っておきます。
(郵便料金に加えて、一般書留なら+575円、簡易書留なら+460円、特定記録郵便なら+300円)

郵便料金が気になる方は調べておきましょう。

(郵便料金検索)

申請書の送付先 住所

提出先は、こちらですね。

〒100-8978
東京都千代田区霞が関3-1-1
国税庁 国税審議会会長 殿

いつ申請できるのか?

問7のページには「随時」と書かれています。

申請の書類がそろったら申請をしてよいと判断できます。

しかし、教員の方に従う場合もあります。
3月修了の方に対して、4月1日以降に書類申請をするよう指導している場合も耳にします。
教員が「指導教授の証明書」を4月以降に対応しているのも聞きますし。

大学院によって違うようなので、確認をしておくといいでしょう。
国税庁の指導なのかもしれません。

検索すれば免除申請について書いたブログが出てきますが、少しずつ変わってきているところもあります。
可能な限り最新のもので確認するといいですね。

作成の参考になればうれしいです。
(もし、間違っていればご指摘いただけると助かります。)

【編集後記】
もうそろそろ書類をそろえて免除申請が多くなる時期ですね。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○

【子育て日記(3歳・0歳)】
子どもが寝しなに、よく上に乗ってきます。
私は気にせず寝られるのでコミュニケーションの一環と認識しています。

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