販売用や企業内で教育プラットフォームの検討:構成と価格イメージ

教育用の教材を販売することへの興味がある方は多いかもしれませんが、どのように配信するかは考えものです。
YouTubeを使って配信する販売が禁止されています。

何かしらの有料の配信サービスを使うか、教育プラットフォームを利用することになります。
最低限の構成が何なのかと月額利用料が見合うかどうかという観点で価格をまとめてみます。

もくじ

教育プラットフォームとしてのLMS

LMSは「Learning Management System」の略で、学習管理システムを指します。
これは教育機関や企業がオンラインで学習コンテンツを提供し、ユーザーの学習進捗を追跡・管理するためのプラットフォームです。

コンテンツ配信をするだけでもいいのですが、教育サービスを提供することを考えると、こういったプラットフォームを使っていくことも選択肢です。

具体的に比較するときは以下の項目を比べていきます。

  • 基本料金:月額に必要な金額
  • 利用ユーザー数:利用可能な最大ユーザー数または追加ユーザーごとの料金。
  • 決済システムの有無:決済システムが組み込まれているか
  • ストレージ容量:提供されるデータ保存スペースの量。
  • 機能セット:提供される基本的な機能と追加機能。
  • カスタマイズ性:ユーザーがプラットフォームを自分のニーズに合わせてカスタマイズできる度合い。
  • サポート体制:利用可能なサポートの種類(例:チャット、電話、メール)と提供時間。
  • セキュリティ機能:データ保護のためのセキュリティ対策の詳細。
  • 契約期間:契約の最小期間や更新ポリシー。
  • キャンセルポリシー:サービスをキャンセルする際の条件や費用。
  • 追加コスト:必要となる可能性のあるその他の費用(例:セットアップ料金、追加機能のコスト)。

Udemyのようなサイトは一式揃っているので上記を考える必要性が低いです。
しかし、手数料や競合との販売を考えるとどこまで参戦するのが得か検討が必要です。

最低限の構成

オンラインでLMSに類するサービスを販売使用とする場合に最低限必要な内容を考えましょう。

それは、

  • 動画を配信するサービス
  • 配信用のページ(必要なら)
  • 決済サービスです。

ここに、ユーザー管理、コース管理、進捗追跡、評価・フィードバックシステムもほしいかを検討していきます。
自分自身がUdemyのようになって他の人の動画を販売するなどしたいなら、評価は必要でしょう。
しかし、自分の動画だけを販売する場合には、評価までは不要と判断することもあるでしょう。

ブロックに分けて自分で構築するのと、他のサイトを使うのとどっちが安いかを検討するといいです。
なお、

金額帯を考えると、
となります。

具体的なサービスを見ていきましょう。

Edulio

Edulioは国内で検討すると比較的手を出しやすいLMSサービスです。
料金は以下の通りです。

  • 基本料金 2,000円/月
  • 追加オプション
    • 登録ユーザー数:1ユーザー100円/月
    • 同時アクセス数:1同時1,000円/月
    • HDD容量:1GBにつき300円/月
    • ブッキング機 利用管理者 1管理者につき2,000円/月

基本だけの場合は、24,000円/年です。
あとは動画の販売になると1GBなどすぐに使ってしまいそうです。
10GBを使うとして、月に3,000円が加算されます。

合計で年間6万円。

これでも安価な方です。
動画販売の市場にLMSのサービスを使ったり自前で構築して入りにくい理由でしょう。
販売用にVimeoだけで契約して配信するというのも、当初の価格を考えれば方法の一つになるでしょう。

ランニングコストと提供内容を考えて選ぼう

教育プログラムを販売するチャネルを持つというのは、独立して知識などのソフトを提供している人にとって横展開できる内容です。

しかし、ランニングコストは気になる点です。
安価なものでも6万円くらいかかります。
少し手間をかけていいのであれば、自前で構築する方が安くすみます。
動画配信のホスティングサービスをうまく取りれられるかがポイントでしょう。

もう少し調査をした上で、構築方法などを提供する予定です。


【編集後記】
青森県で今年の初雪を見てきました。

【運動記録】
ストレッチ○ ジム○

【子育て日記(6歳・3歳)】
今、子どもとやっている英語の内容が少し難しいです。
英語圏の幼稚園レベルでは当たり前なのかもしれませんが。

もうちょっとで終わるので、次はレベルを少し下げて楽しい内容で攻めたいなと考えています。

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