どの分野で勝負をかけるかというのは、商品やサービスを提供する側の考え方です。
実際に商品やサービスを提供したときに、どの分野として理解されるかが大切でしょう。
真っ向勝負をする方法もあるのですが、すでにあるジャンルの商品やサービスなら、単なる劣化版と認識される可能性もあります。
だからこそ、あえてのジャンル違いを目指すという方法が考えられます。
つくり出す
カテゴリーの語源をたどっていくと、アリストテレスに当たるでしょう。
範ちゅう論において、分類方法が細かに述べられています。
これに対し、ジャンルは、genusを語源とするもので、芸術作品の分類に使われています。
人がつくったものの分類ですね。
カテゴリーとしては、突き詰めれば一意のものに当たる。
人がその分野を恣意的に分類させる傾向を表したく、本稿ではその分類をわざわざジャンルとして表しています。
ここには、その該当分野をつくり出していこうという意図があります。
違うジャンルに識別してもらう
「違うジャンルに識別してもらう」。
ここでは、受け手側に違うと意識してもらうことを念頭においています。
同じ分野と認識されると、後発ではマネをしている、劣化版になってしまいます。
大きな組織であれば、他と同じことをわざわざ広めて進めていくことに意味が出ます。
でも、小さな組織や個人であれば、平準化した全体へのアプローチは悪手です。
意識してもらうには、こちらのアプローチも違うジャンルに識別してもらいたいです。
だから、認識してもらう手前でまずは自分が違うということを表す必要があるでしょう。
自分なりのオリジナリティとのバランス
違いを出すために、どこが類似していて、どこが異なっているかを自分なりに意識するといいです。
SNSの打ち出し方の検討もしていますが、どの分野にどのようにしていくべきか。
すでに出ている類似の方は誰なのか。
どうやったら、その人達と異なってくるのか、を考えます。
違いを出すために自分なりのオリジナリティを入れたいです。
でも、あまりオリジナリティを入れすぎても表現が慣れていないと判断されてしまうやもしれません。
自分のオリジナリティは、意外なほどに少なめに盛り込んでも、どこかしらに自分らしさは入ってくるもの。
オリジナリティを入れすぎる必要はないかなと。
その上で、ジャンル違いを目指すという方が、重みを置くべき点と考えます。
【編集後記】
開業まで後3ヶ月です。
HPのコーディングを早めに済ませたいなと。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○
【子育て日記(4歳・1歳)】
一緒に釣具屋に。
だめにしてもいいくらいのもので少しずつ準備をしています。
やり方の基本的なアドバイスももらいました。
用意がそろってきたので、長男ががぜん釣る気が出てきたようです。