独立前後の違いで、「隠す」「バレない」から「コントロールする」へ

働く人が誰かを知られるべきかどうか by SONY α7Ⅳ

独立して大きく感じる違いは、「隠す」「バレない」を基準に置く必要がなくなることです。メインの仕事のレベルまででなければ、認められることが多いとはいえ、勤め先以外に働いていることがバレないようにしたいという考えは出てきます。

しかし、独立すると「知られない」では済みません。知られないままであると仕事にならないので。独立した当初に、「知られること」のバツの悪さがあったので、その経験を独立前後として比べてみます。

もくじ

世に出すのは悪いこと?

世に出すというのは、できる限り避けるべきものという発想は、身に染み付いていました。

これは、ネットとの関わり方を考えたときに「炎上」するのかもしれないという不安や、不特定多数の人に閲覧されるような内容というのは、基本的に避けるべきという身に染み付いた行動様式から来ているのかなと考えます。

最近の就業規則では、わざわざSNSとの関わりを入れています。会社規則でいけば、おおざっぱに言えば「知られるということは悪いこと」なのです。正確には、業務範囲をわきまえて発信しなさいという書き方をしているはずです。しかしながら、十把一絡げに、「やらないほうがいいよな」という感じで考えてまとめている人が多いんじゃないでしょうか。

40代前後の勤めの人と話せば、余計なことを世の中に発信しないというネットリテラシーがしっかりとできていると感じさせます。

「出さない」=「副業」?

この意味で、会社が推している副業は、名前が出ない行動です。

「名前を出さないで活動してね」という前提が「副業」にあるんだと感じます。屋号は出してもいいのでしょうから、アクセサリーを作って売る例を考えれば、アーティスト名を名乗ってしまってもいいのでしょう。ただし、本名は出ていないはずです。

副業は、会社にバレないものを比較的前提としているはずでしょう。会社によっては申請制をとっているところもあります。この申請制は、突き詰めるとやっかいです。というのも、会社内で制度設計をしている人の前提として、「副業はあんまり」という前提を仕込まれている人が、世の中の変わり目にあたって作っていることが多いからです。

制度自体が、副業、ないしは、業としてなにかをするに向いていません。だって、規模が大きくなることを想定していないかったり、会社の中の永続的な仕事のように失敗する可能性をあまり考慮して作っていなかったり、規模の上下に対応していなかったりなど、ツッコミどころは満載だからです。あまり、上手な制度にしても、スケールアップして辞めてしまう可能性が増えるので、痛し痒しですが。

出せるか出せないかは大きな違いになる

副業と独立後の状況を考えれば、表に出せるかどうかが違いです。そして、この違いが、小さいようで意識しないとうまく処理できないポイントと言えます。

担い手の顔が見える商品やサービスにできるかの分水嶺でしょう。

悪くいうつもりはないのですが、この分水嶺を超えられるかどうかが、副業・複業と独立の大きな違いです。独立をしてしまったのであれば、敢えてしっかり超えてしまって、違いを出したいです。私は、この辺りがうまくないのかなと感じていて、改善している途中でもあります。勤め人としての経験は、こういったところで悪さを出す感じがあります。

ちなみに、とあるYouTubeのコンサルを見てみたところ数時間数十万円単位の方は、顔出しをしているか、独立しているけれども顔はうまく出していない屋号出しの方でした。一方で、その他大勢に分類されてしまような出し方の方は、数千円程度から始まる価格帯。

この意味でも出せるか出せないかは大きな違いかなと考えます。

段階的には、上から順に差別化しやすいものです。

  • 独立
  • 勤め+複業・副業
  • 勤め人

複業と副業の違いは色々と言われましたが、意気込みくらいかなという感じがします。ここでは厳密に使っていないので、気にしないでください。

開示することに慣れる、コントロールへ

これから独立をしたいという人は、このブログを見ているで多いはずです。そのときに、開示することへの慣れをしっかりと持っておきましょう。

出さないことを心がけていた人は、知らない間に、うまく出せないことがあります。うまいなぁと感じる人をマネすることをしているはずでしょうが、心のタガをうまく外すかどうかがその差です。そして、人によって苦戦します。味がある人というのは、うまくここを通り抜けている人です。逆に、今までかんばって努力して抑え込んでいた人の方が、その分うまくいきません。意識しておきたい点です。

なお、私生活を赤裸々に語るまでは不要な気がします。これは、ダダ漏れなだけです。コントロールするということを念頭におけば、出すものは出して出さないものは出さないことが目標です。

というところを意識して、ゆるゆると続けてみましょう。

【編集後記】
郵便物を受け取るとすぐに別の郵便物が来るのはやめてほしいです。

【運動記録】
ストレッチ○

【子育て日記(6歳・2歳)】
ポケモン映画で、ゼクロムとレシラム映画を一緒に。面白いのですが、改めてどちらから見ようか迷いました。今回は、レシラムからで。

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