他の人の能力を把握して依頼ことの難しさ

組織内に求める能力の人がいない。だからこそ外部からその能力を持っている人を採用する。
そういう動きを時折見かけます。

だからといって求める能力を持った人がいないかというと、知覚ができていないことも見受けられます。

他の人の能力を把握して能力を持っているという難しさ、見抜く力の難しさと合わせて、信じて依頼する度量も必要と考えます。

jojo

*ジョジョチョコの絵 by iPhone X

 

もくじ

能力を持っている人がいないのは本当か

とある経営層の方が、WEBマーケティングのできる人を探していました。
探すときには、「うちにはWEBマーケティングの知識を持った人がいない。」と名言をしていました。

ただ、そこの若い方と話すと、WEBマーケティングを理解する力がある人も数人見受けられました。

なぜ、能力を持った人がいるにも関わらず、能力がないと明言するのか。
正味もったいないなと。
能力を持った方がいることに気づいてないだけかもしれません。

でも、いないことと(測ることができずに)認識できないことは同値なのだと改めて感じました。

 

例えるならば、家に延長コードがあるにも関わらず、「うちには延長コードがない」と言って再購入するようなものです。

 

外部から採った場合に文化は合うのか

採用は最近は仲間を集める意識が高いです。

ワンピースの仲間の集め方がよく例に出ます。ルフィが理念を語る。それに付いてくる仲間。具体的な指示はないが理念でつながっている、と。

形態はどうあれ、理念や仲間意識がしっかり持てる組織に入りたいというニーズ。働く人を選んで働きたいというニーズが強くなっています。

 

能力だけでも探すのに一苦労なのですが、そこに仲間意識が持てる人を探すというのは採用の難易度をさらに高めます。

 

信頼して任せる難しさと試行

信頼して任せる難しさが根底にあります。

能力があるかないか分からない。失敗してもやらせてみるのかどうか。

誰でも最初は初めてから入ります。
組織であれば、挽回が可能な範囲を作りつつ、小さく失敗していくことが実は大切なことです。

能力があるかどうかを測りかねているならなおのこと、小さく実際に挑戦をさせてみましょう。
外部から調達することもいいのですが、得てして青い鳥を求めることになりがちなので。

 

 

 

 

【編集後記】
仕事の手数を増やしているのですが、秘書さんがいないと事後処理まで手が回らなかったり。発想を変えながらなんとかこなしてみるつもりです。

【昨日のはじめて】
ノアールチョコレート

【昨日の子育日記】
朝起こしに行くとすでに起きていて、こちらに寄って来てくれました。特に何もない日常のことなのですが。日々が忙しくなると、そういう当たり前のことを思い返すのが嬉しいなと感じます。

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