会計関連の話にかかわると、不動産は投資物件として見ることが多いです。
一方で、生活基盤をつくる考え方や、あまり予算の制限を考えずに好きなカタチをつくる方向性で、不動産を見る考え方があります。
やりだしたり凝りだしたりするとわかるのですが、投資として見ずにこだわると、とても楽しいです。
物件を買うのか借りるのかの論争が尽きないのも、こういった楽しさが裏にあるんじゃないかと。
普請道楽と言われるものですから、お金の使い道があまりない人は、自分用の不動産にこだわるのも納得します。
不動産投資を始めた方が良いか?
という問を受けることがあります。
儲かるいい物件があったら、始めてもらったらいいのでしょうが、こういった物件に関わるのが好きかどうかも一つのポイントと考えます。
普請道楽(ふしんどうらく)
「普請道楽」(ふしんどうらく)は、建物をつくることが最高の趣味(道楽)という意味です。
英語で調べると、building-loverという単語が当てられていることもあります。
普請は、禅宗の用語のようで、「普(あまね)く人へ、請(こ)う」こと。
たくさんの人に労役をしてもらうこと。
そこから転じて、建築をすることを指すようになっています。
道楽はそのままですね。
家のデコレーションやリノベーションは、いつも話題になります。
投資という観点で語られることも多いですが、やはり、楽しいということがその根底にあるんだと考えます。
ときの権力者も、ムダといえるほど大きなものをつくっていますよね。
お金があるのでしょうし、権力を示す意味もあるでしょうが、道楽だったんだと考えます。
こだわると切りがないが楽しい
オフィス、自宅、店舗などをつくるとよくわかりますが、こだわると切りがないです。
予算にも限りがありますし、時間にも限りがあります。
お金を出さずに時間を使えばいいと考えるかもしれません。
でも、頭金などを借り入れていれば、待ってもらうのにお金を払っているのと同じです。
店舗をつくることで開業が遅れるのであれば、これもお金を使っているのと同じです。
時間的な制約がどこかしらで、金銭的な制約につながってきます。
という期限が決められていても、やはりつくるのは楽しいです。
不動産で楽しむ観点
投資はあくまで投資。
あまり楽しんだり感情を入れ込むと、判断を見誤る可能性が出てきます。
さりとて、どこかでこういった楽しさを知っていることが、不動産投資をオススメする理由になると考えます。
投資物件にこだわりを入れきるかは冷静に判断する必要があるでしょう。
でも、どこかで楽しさとつながっているんだと、ちゃんと理解していないと、生きがいややりがいからどんどん乖離する側面が出てきます。
その意味で、小さくでもいいので、自分なりの普請道楽を試してみるといいかなと。
【編集後記】
気づくとGWが近いですね。
子どもにやりたいことを聞き取りして、それで計画を立てています。
もう少し大きくなったら、お金を渡して、計画から手配までさせようかなと。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○
【子育て日記(4歳・1歳)】
ご飯をつくって、早めに寝かしつけの予定です。
春から保育園に通い始めの子ども、「小さいので大人のように疲れたと言えないよ」と子育てに慣れた人から言われます。
気にして、休ませたいです。