会社勤めをしている男性。会社に勤めているときには、若い人から異性までいくらでもつながりが持てます。
取引先であったり仕入先であったり、業務をこなすことが人との関わりを持つことになります。
しかし、定年をするとそのつながりが一気に無くなります。
数年前に定年した年配の男性と話をしました。会社でのつながりがなくはないですが、当時と比べて5%にも満たないくらいその交流は減っていました。
町会や老人会へ参加する人も減っています。自分を老人とはみなさない人です。
波平さんが54歳と考えれば、今の54歳は波平さんより年齢が上がっても老人とは名乗らないでしょう。
つまりは、これからの男性は社会にどうやってつながりを持っていくかが人生を豊かにするポイントなのです。
定年後の男性の悲惨さ
定年すると、もう通勤をしなくていいという安堵感があります。
しかしその安堵感も束の間。行くところがなくなり、やることがなくなります。
どこぞやの図書館にこもって新聞を全紙読んで時間をつぶしている現状も報道されていました。
これに対して女性は(一般的に)子育てなどでのつながりを持っていて平均で比べれば男性より孤独になりません。
会社にみっちり浸かっていて地域との人間関係もなく、子どもとの関係性もそこまでなく。働きアリの仕事がなくなったからといって、巣の中に居場所がポッと現れるわけでもないのです。
老人会や町会など、地域とのつながりを求める人
定年後に老人会や町会など、地域とのつながりを見出す人もいます。
会社勤めで成果をあげることとはちょっと違う才能が必要なため、ここで能力を開花させて地域で生きていけている人もいます。
逆にここでも馴染めない人も見かけます。
住んでいる地域で活躍するのが難しい場合もあります。
求められる能力もあれば、すでに幅を利かせている人の縄張りもあります。
成功すればいいのですが、地域への溶け込みがうまくいかない場合も考えられます。
このままでいけば20年程度は地域コミニティでの成功/失敗を引きずって生きることになるため、町会や老人会のみを当てにして人間関係でも構築できればというのもリスクがあります。
ボランティアやシルバー人材派遣はどうか
ボランティアに行っている人もいます。シルバー人材派遣というものもあります。
両方とも仕事として求められているものです。つながりは得られますが、別につながりを主で提供してくれる場所でもありません。
また、65歳までのキャリアがリセットされてしまうため、培った能力を活かせる仕事でないと一からのスタートになります。
能力として求められていたり、再度良い職場にめぐりあえるのであれば、悪い選択肢ではありません。
自分で100%コントロールできるわけではないのは、町会や老人会と変わりませんが。
孤独に対してブログは有効か
さて、本題でブログは孤独に対して有効かを考えます。
孤独に対する抵抗力になるという点も、始めて経験したかった内容です。
本日現在で、310日連続更新です。別にキリ番でこの記事を書いているわけではないので、半端ですね。
ただ、実際孤独に対して抵抗力になり得るかは、もう少し続けてみなければ分からないというのが結論です。
ブログ関連を通じて現実社会で会うことが数回ありました。これをカウントに入れれば孤独からは少し遠ざかったかもしれません。
ブログを始めるのは収入的な点やビジネス的な目線の方が多いでしょうが、後何十年かすれば孤独に対する抗いとしての効果の方が求められる点になる予測があります。
孤独をお金で埋められる訳ではなく、孤独に対する特効薬は(お金などの利害が見えにくい)何かの関係性だからです。
効用が出るよう、引き続き試してみます。
【編集後記】
見かけたことがある女性だとふと見ると、保育園の先生でした。今日もありがとうございます。
【昨日のはじめて】
多田くんは恋をしない
(お相手の設定が同じ国籍の高校生同士の方が文化的には整合性があると感じつつも、面白い話でした。)
【子どもと昨日】
お客さんが来てくれたので、一緒に歩き回って遊びました。三つ子の魂百まで。ダメなことはちらっと注意しつつ、この瞬間を幸せに感じてもらいたいものです。