ブログを始めたばかりの人にとって、カテゴリ作成はとても迷うところです。
今あるカテゴリに入れ込むべきなのでしょうか。
それとも新しく作るべきなのでしょうか。
今あるカテゴリは適切な階層レベルで置かれているのでしょうか。
もっと細分化したりまとめたりした方がいいのでしょうか。
考え出すときりがありませんし、カテゴリを決めるだけで記事がかけません。
だから、最初のオススメは細かいことを気にせずにカテゴリをどんどん増やしていくことです。
カテゴリ作成には、あなた自身との対話を通して「共有」「発散」を使おう
カテゴリの作成は、あなたの中のエッセンスを多く引き出したいところです。
さりとて、自分というものが自分にとって一番分かりにくいもの。
こんなときは、ワークショップの技法を使ってあなた自身と会話をする方法があります。
どうするかを説明する上で、まずはワークショップの対話方法を説明します。
ワークショップの意見まとめの手法
ワークショップにおける意見のまとめ方は以下のイメージです。
- 共有:複数人がいると仮定して、できる限り意見を共有する
- 発散:できる限り多様な方向性の意見を出して発散(意見の幅を大きく)する
- 収束・決定:発散した意見から一定の方向性へまとめる・決定する
このプロセスを置くことにより、意見の幅と質をあげたものを最後出すことができます。
(「収束」と「決定」をプロセスとして分けるのが通常ですが、今回はブログのカテゴリ決定をするという一人の観点のため、合わせてしまっております。)
一人で共有・一人で発散
ブログのカテゴリ作成においても、上記のプロセスを使いましょう。
一人で意見共有
ブログを書いていくことは、自分の中の多様な方向性を一つ一つ記述していく内容です。
「昨日のあなた」、「今日のあなた」、「明日のあなた」と連なっていく。
一人ではありますが、ワークショップでいえば「共有」のパートをこなしている状態。
だからしっかりと明示的に「今のあなた」を記述してしまう。
「昨日のあなた」と少し違っても最初は気にせずに一つの意見としてしまう。
あなたを発散させる・収束させる
そして「発散」をさせてあなたの中の幅を広く出し尽くしましょう。
たくさんのあなたの側面を出すことにより、幅を持ったカテゴリを出すことができます。
そして、その幅を持ったカテゴリを収束させることで、当初想定している以上の磨き上がったカテゴリを選ぶことができます。
いずれかで収束を入れると決めておくと心が安らかにカテゴリが作れる
最初にカテゴリを広げすぎていいのかはとても迷うところです。
でも、100記事程度、あるいはそれ以上脈略なく書き続けても問題ありません。
ちなみに私の場合はもっと多くの数を脈略なく書き続けてしまいましたが。
書いて幅が広がったら後から統合したり新しいカテゴリにまとめてしまえばいいのです。
後から整理することを前提にしておけば、カテゴリに多くの時間をさきすぎて時間を浪費せずにすみます。
だから、カテゴリの広さや深さのコントロールを最初からしようとはせずに、どんどん作りましょう。
ブログの記事をどんどん上市することの方が大切です。
「共有」「発散」が少ないワークショップからは大した収束が得られない
大胆にブログカテゴリを増やそうと勧めるのは、「共有」「発散」が少ないと良い「収束」にたどり着かないからです。
ワークショップの発散が足りない例を見てみましょう。
4名の方が多様な意見を言っている状態があると仮定します。
ただ、実際にEと発言されているものが議論の表に出てこない、共有されない状態とすると、結局3名の人の意見の結論となる。
3名の意見しかまとめられなかった状態に対して、下記の状態のように全体の意見を共有できれば4名の意見がまとまった状態にすることができます。
こうすることにより、多様性や深みが増します。
カテゴリは大胆にどんどん作ろう
3名の意見をまとめるよりも4名の意見をまとめるように例示しました。このようなイメージで、カテゴリはどんどん作ってみましょう。
特にブログの方向性が確定できていないのであれば、「こんな意見も出るのか」と理解するいいキッカケになります。
私の場合も500記事書いた辺りのカテゴリの数は90くらいありました。これを少し統合して現在は43にしてます。
もちろん、もうちょっと統廃合したり新しいものを出して定期的に見直したいです。
ブログ方向性が決まっていない人にとって、まずはどんどん自分の中のものを「共有」してたくさんのベクトルを出してみる「発散」をしてみることがいい方向性作りになります。
カテゴリに満足できていなければ、どんどん新しい切り口でカテゴリを増やしてみましょう。
【編集後記】
少し早めに仕事を切り上げて子どもとイタリアンへ。
喜んで食べてくれたようで、一安心でした。
【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO
【昨日のはじめて】
犬がいるカフェ
【昨日の子育日記】
犬がいるカフェに一緒に。
普段犬を見つけると「わんわん」と言っているのでさぞ喜んでくれるのかなと考えていたのですが、警戒して寄り付かず。
犬の方も子どもが気になったようでしっかりと寄ってきてくれたのですが。