租税法入門– category –
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租税法入門
租税法を研究する人のインターネット情報集めの方法まとめ
租税法を研究する際、最新の情報や今後の法改正の動向も参考になります。 新しい情報を効率よく手に入れるためにインターネットは欠かせません。 情報を得やすいように、これらをまとめてみます。 先行研究の有無を調べるCiNii CiNiiとは インター... -
租税法入門
法律の構成から税法条文の読み方の原則を理解する
税法は分かりにくいです。 そもそも各個別の税法、所得税法であったり、法人税法であったりもとても難しいです。 その上で他の法律同士の絡みもあります。 これらの構成を全て理解して税法を学ぶ必要があります。 しかし、理解のパターンはあります。 &nbs... -
租税法入門
大学院社会人入試の税法研究用 研究計画書で専門知識以外に教授へアピールするべき6点
研究計画書を書くのはどの人も慣れないもの。 社会人の仕事は知識の探求のみならず、知っていることでも進めていくことが中心の人もいるでしょう。 研究のように分からないことへ小さな何かを足していくことばかりではありません。 だからこそ、「研究計画... -
租税法入門
租税法入門としての日本国憲法:なぜ裁判所は違憲判断をしないのか?
租税法を理解するために、憲法そのものの産まれた方向性を理解するまとめをしました。 租税法を理解するための憲法理解:憲法が生まれた流れ 今回は日本国憲法について、三大原理、国民主権、法の支配について考えていきます。 また、なぜ裁判所は... -
租税法入門
租税法の「課税要件」と「研究する際の融合分野俯瞰図」
税金を課される際に納税者側が一番気にすることは、誰がいくら払うかということでしょう。 交換のような当人にとって売買をしていない場合でも課税されるようなことは、専門家にとっては当たり前でも、素人にとっては納得がいきにくいものです。 これは課... -
租税法入門
租税法を理解するための憲法理解:憲法が生まれた流れ
租税法を理解する際に、概説書には憲法との関係が出てきます。 租税法も法律ですから、憲法によってその方向性が規制されているからです。 根幹とはいえ、分かりにくいところでもあります。 租税訴訟には憲法に絡んだものとして大島訴訟があります。 ただ... -
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国にとって租税条約を結ぶのは得なのか?租税条約モデルと租税条約解釈
租税条約を結ぶ理由、租税条約のモデルと解釈について考えていきます。 租税条約は国にとって得なのか損なのか 租税条約が結ばれていますが、なぜ結ばれているのでしょうか。 主要な目的は二つ挙げられます。 二重課税の回避 一つは二重課税... -
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納税国は住所地がある国なのか、源泉地のある国なのか
2つ以上の国が絡む税金の徴収において、問題になるのはどこの国に税金を納めるかです。 管轄(jurisdiction)を決めるというところですが、税金を納める人が住んでいる国で納めるという考え方と、所得が発生する国で納税するという考え方があります。 国によ... -
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税金は法律で定められた通りに徴収されること、公平であること(租税法律主義と公平負担の原則)
税金が課される際に大切な概念として、租税法律主義と公平負担の原則があります。 言われたら当然ではあるのですが、法律に従って徴税されることと、公平に負担させるという二つの概念。 話を進めていくほどに大切になるため、基礎の大切な理論です。 今回... -
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過度な節税は脱税なのか? 節税・租税回避・脱税の言葉の定義
エコノミスト(2018.1.30.P27)には、こんな記述がありました。 ・・・税理士側も、過度な節税は「脱税」という認識を示したとみられる。 (下線部はAK-UP.COMで付加) 「過度な節税」=「脱税」なのでしょうか。 例えば、法人が保険により1... -
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租税法の5つの体系と租税法を構成する法律
今回は租税の体系についてです。 租税を学ぶ際には5つに分けていくことで全体を把握しやすいです。 税法の体系 租税法を構成する法はたくさんあります。 その複雑な体系を理解する構成を考える上で、以下の5つに分けて議論することが多いです。 &nb... -
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国際租税法入門:税金はどの日本で課税するべきか。所得税・法人税の納税義務者と関連法令
国際租税法についてもまとめを進めていきます。 まず、税金はその地域や国で課されています。 租税法を考える際は、その地域、つまりは日本を中心に論が進んでいきます。 国際租税法は、日本以外の地域や国での課税、及び日本の租税との関係を考える領域で...