変化しやすい箇所としにくい箇所が存在します。
他の人の意思決定が必要な箇所であったり、リソースが足りなかったり。
自分が考えて変更できる箇所であれば、変化は早いです。
変化できるかどうかも検討する上で大切な箇所ですが、合わせて変化しやすいところかどうかも、優先度合いを考える上で大切なところです。
早く変化できると成果との良い循環ができる
変化をするにしても、まず変化が早いととてもいい循環になります。
早いことは変化の成果が見えやすい。
結果として見えやすければ、うまい循環になりやすいのです。
取り組む成果が見えれば、また変化を続けたくなります。
これが、変化していることが見えにくければどうでしょう。
一生懸命取り組んでいるのに、その結果が把握できなければ、自分が行っていることがムダであると感じてきます。
とすると、途中で取り組むのを辞めてしまうことにつながります。
最後まで完結せずに終わらせてしまうことはとてももったいないです。
自分の考えで変化できるところか
変化するスピードは、取り組む優先度を考える上でとても大切。
だから、変化が自分の考えで実行できるところであるかをよく考えるべきでしょう。
自分でコントロールできることであれば、これは取り組む優先度が高いです。
やるかやらないかを自分で決定できるところですから、取り組みたいと考えて実行することで、後は続ければ成果が出てきます。
一方で他の人の意思決定を待たないといけないことであれば、変化がしにくいです。
例えば、上司に提案をして判断を仰ぐ場合。
良い提案であっても、それを実行するかどうかは上司の判断です。
上司が取り組みたいと本当に感じて実行の判断をしてくれなければ、考えただけで終わりになってしまいます。
また、リソースが限られている部分もそうです。
例えば、リソースを時間とすれば、可能な量以上のものに取り組みすぎれば、変化に至りません。
人であってもそうです。
やりたいことであっても人員が限られていたり投入できるにんずうが限られていれば、変化にたどり着けません。
それらのバランスで取り組むことを決めるのがいいです。
でも、自分の意思決定だけで取り組め、かつ、リソースが限られていないことであれば、かなり優先して取り組みたいです。
変化できるスピードの意識
変化をしたい、いい状態になりたいと考える人は多いですよね。
そのときには、成果まで見切ってしまって継続するようにしたいです。
であれば、変化したい箇所は、そこが変化できるスピードと合わせて、取り組むべき優先度を決めたいです。
ぜひ、変化していることが見えるように取り組みましょう。