やりたいことをこなしていきたいのか、ウケを良くしたいのか、このバランスは二律背反な部分もあります。
独立したらやりたいことをたくさんやってみたいはずです。
また、一方で、需要も取り込まないといけない。
片方だけでは難しいため、このバランスを上手に扱う必要があります。
漫画家の例
SPY×FAMILYを書いている遠藤達哉氏は、シリアスものが好きだったため、インタビューでは自虐的にアーニャなどに「好きでも嫌いでもない」という発言をしていることが話題になったことがあります。「思い入れがない」と切り取りや編集の具合で表現されることもあり、興味の度合いは明瞭でないですが。
極論として取ると、自分の好きなことよりもウケることを取るべきと帰納できます。
一方で、ヒーローアカデミアを書いている堀越耕平氏は、紆余曲折ありながらも、ヒーロー好きという側面を活かして、好きなキャラクターを書いて売れています。
好きなことを書きすすめるべきということを抜き出せます。
好きはやる理由になる
キャラクターはおいておいても、どちらも漫画が好きということが前提にあるでしょう。
根幹として、好きを続けるのは違いになる部分であるのは間違いないです。
好きを書くとして、落語を書いた漫画がウケることもありますし。
好きでなければ、改めて調べてその分野に挑戦しようと考えにくいです。
興味があること、やってみたいこと、今まで関わってきたものは、すべて自分を形作る何かであるはずです。
自信を持って取り組むべきでしょう。
挑戦してみるきっかけとして、好きを理由にするとランダムウォークのようにトピックに幅をもたせることにつながります。
あとはどれくらいの対象が必要かです。
漫画ほどの大量の購入者が必要か
どれくらいの方へ向けているか、食べられるかのバランスを検討することも必要でしょう。
漫画家に限らずどの分野においても、大量の人にウケる方がなんとなく価値があると感じることは多いはずです。
しかし、実際にマスに対してそれほどウケる必要性があるかは考えどころです。
食べていくこと、その分野のファンを増やすことを考えると100万人に好かれなくても達成できるでしょう。
目標が、できるだけ多くの方に好いてもらう、ファンになってもらうと考えると好かれることをするべきという方向になります。
求められているところからのアプローチ
ウケることをすれば、求められます。
求められることは、そんなに気分が悪いものではないでしょう。
ツンデレ風には、「嫌いじゃない」という感じでしょうか。
自分の表現したいものと大きくずれなければ、ある程度の充足感を得られるはずです。
求められることからのアプローチも悪くないです。
整理するべきは、求められる部分だけにずっと留まる必要はないということ。
求められることに一生縛られると考えるとプレッシャーがありますが、ちょっと試してみるくらいなら気軽です。
両輪で
やりたいことをやることは原動力を生みます。
好きを大切にするべき理由でしょう。
一方で、反応があれば、嬉しいです。
求められることも、喜びにつなげられます。
独立時には、やりたいこともしたいですし、食べていかないといけないとも言えます。
いいバランスで、この両方をを取り入れつつ、反応を見て方向を修正していくというのが、現実に対応する上でバランスがいいなと感じます。
自分の第一ファンである自分自身の意見も好きを大切にしつつ、やりたいことを進めていきましょう。
やりたい分野と反応の一致点が見つかると、うまく生きてきます。
【編集後記】
Bサイドの資料のために、いくつか動画を撮影してみています。
編集手間とのバランスを取らないといけませんが。
【運動記録】
ストレッチ○
【子育て日記(6歳・3歳)】
見損ねていた映画ドラえもん のび太の新恐竜を子どもたちと。
恐竜が出ているので気になったみたいです。
ドラえもんは、人以外の擬人化傾向が強めですね。