論文は内容も大切ですが、規定の形に
整っているかも確認をされます。
論文の美しさを語るその道の人は
内容だけでなくその形式もよく見ています。
社会人になって論文を書き始めると
意外と形式美についていけません。
形式を追わずとも、行動力やその内容で
利益につながればある程度、企画書も通る
組織の方が多いからというのが推察です。
慣れればなんてことのないところ。
法学分野の再掲引用についてまとめます。
法学分野における引用もいくつか方法があるでしょうが、
東京大学法学レビューの形式をスタンダードとして
今回ご紹介いたします。(違い流派の方はそちらを参照ください)。
また、WordとPagesの場合の便利な機能も紹介します。
法学分野における文献引用(書籍編)
学術は専門分野の結晶です。
流儀としてしっかりと決まっていることが
意外と多いので、注意しましょう。
著者が一人の書籍の引用
基本形はこちらです。
最後の「。」も必要ですよ。
「著」「年」は不要です。
また、字体は新字体にします。
本当は大石眞さんです。
しかしながら、人名や書籍のタイトルに旧字などがあれば、
新字体に合わせるというルールがあります。
「大石真」さんと記載いたします。
人が変わるようなイメージもありますが、
字体は新字体に合わせましょう。
著者が二人の書籍の引用
二人の場合は、執筆者を=でつなぎます。
全角カンマ「,」で区切ります。
続きの場合は「-」でつなぎましょう。
著者が三人以上の書籍の引用
三人以上の場合は、最初の一人を記載して、
「ほか」と記載します。
法学分野における引用方法(裁判例)
裁判関連の略語は決まっています。
最高裁大法廷・・・「最大」
など,複数の号で頁数が通し番号になっている判例集は,通し番号で引用してください。
よく出てくる民集は、「民事判例集」、刑集は「刑事判例集」の略ですね。
基本的な裁判の略し方は以下の通りです。
これだけ所見で見てもよくわかりませんね。
法学分野における引用方法(雑誌・判例評釈編)
判例評釈の引用はこちらです。
ちなみに、「ジュリストの重要判例解説」「判例百選」を引用する場合はマーカー部分を加えます。よく引用されるからですね。
法学分野における引用の再掲方法
前回既出の著作の引用をする場合はこの書き方です。
Wordにおける再掲脚注
ずれてきます。ですから、相互参照の
機能を使って脚注番号を付しましょう。
Wordで脚注を挿入した状態です。
この状態で追加で脚注を挿入します。
カーソルを挿入位置に合わせます。
相互参照を選択します。
「脚注」を選択しましょう。
選択したい脚注番号を選びます。
今回は2番目とします。
「挿入」をクリックしましょう。
テストで、2番目の脚注の前に新たに脚注を挿入します。
挿入されました。
あれ、変わりませんね?
実は、更新の処理が必要です。
番号を更新するには
範囲選択をして「F9」です。
うまくリンク付されました。
最終完了時に更新をしよう
相互参照をつけたら、最後に更新をしましょう。
やり方です。
- 脚注にカーソルを置く
- Ctr + Aで全選択
- F9をプッシュで更新
更新しないとせっかくせっていしても
古い数字のままになりますので、
注意しましょう。
脚注は最初から意識してつけておこう
引用方法は大まかなものを例示しました。
大枠とWordやPagesの使い方を示すためです。
上手に使って時間短縮をしてください。
【編集後記】
論文作成は焦りますね。私は論文の締め切りまで
まだ時間があるのですが、
さっさと書ききる気持ちで進めるつもりです。
【運動記録】
ジョギング O ストレッチO 筋トレO サプリO
【一日一新】
脚注引用まとめ
【子育日記(2歳)】
就寝の時間だったのですが、
なんとなく寝られなかったようです。
「おとうさんとねる~」と
呼びに来てくれました。
添い寝すると落ち着いたようです。
しばらくすると寝息を立てていました。