屋号をどの商標区分で取るか、競合を見て当たりをつけよう

商標権の登録をする場合に必ず考えておきたいのが区分です。

必要な区分を登録していないと、商標権を取得していても守られなくなってしまいます。
区分を考える際にどの区分が必要なのでしょうか。

迷ったら、まずは、J-PlatPatを調べましょう。

どんな区分で登録されているかがわかります。
弁理士さんなどにお願いするにしても、どの区分が必要か、自分でも当たりをつけておいた方が納得ができます。
不備も少し減らせるでしょう。

 

もくじ

区分とは

区分とは、商標を使用する分野のことです。

第1~第45類に区分されています。

例えば、Amazonで買い物するときによく出てくる「買取王子」さんを調べてみます。
そうすると、第35類と第36類を登録しています。

第35類は、広告やトレーディング関連が入っています。
第36類は、中古品の売買関連[ref]古物営業法に係る金券類の売買,前払式支払手段の発行,プリペイドカードの発行,古物の評価,骨董品の評価,美術品の評価,宝玉の評価,中古自動車の評価[/ref]で取得をされております。

登録されている分野以外であれば、一応登録ができることとなります。

こちらから区分のそれぞれの内容を確認できます。

J-PlatPatでの登録商標権の調査

登録されているかどうかがわかる、J-PlatPatで検索をしてみましょう。

先程の「買取王子」を例にします。

まずは、J-PlatPatにアクセスします。

簡易検索ができますので、こちらを使います。

検索したいキーワードを入れてみましょう。
具体名である必要はなく、「古本」と入れて調べてもたくさん出てきます。

こちらが最初のキーワードで調べた結果です。

こちらが「古本」で調べた場合です。

 

出願番号が青字になっています。
こちらをクリックすると、どこの区分に登録をしているかが出てきます。

 

競合で当たりをつけよう

どの分野で登録するかは悩ましいものですが、まずは競合を調べて区分の当たりをつけましょう。

Amazonに出品する場合の名前は商標登録が必要ですし、登録している分はそこそこあります。

せどりなどでものを売る場合に、名前を表に出してブランド力を高めることができます。
商品ラインナップや価格で競合してもいいのですが、それ以外の点で競合できるはずです。

どこかに商標登録をお願いするにしても、自分でもちょっと調べておくとスムーズです。

そういったビジネスに興味がある方は、気になる商標名を検索してみましょう。

【編集後記】
不動産が動く時期になってきました。
最近の内覧はWebになっていますね。

LINEをちょっとつないで、必要なところを見せるだけでも、すぐにWeb内覧になります。
現地に行かなければいけないという必要性は、いろいろなところで薄くなりますね。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○

【子育て日記(4歳・1歳)】
下の子がお片付けで、ポイポイにハマっています。
いろいろ片付けてくれるので、助かりますし。

ひとつお片付けできたら、ちょっと見つめ合ってでできたことを確認して、楽しんでます。

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