大量の文章や修士論文を書いてスランプになったら試してみる8つの選択肢

修士論文を幾分か前に書き終えた先輩との雑談で、調子が戻らないという話が出ました。
経験上も話題上も、大量の文章を書きすぎた後に、なかなか改めて文章を書きたくないという状態に陥ることがあります。

急いで戻す必要がないというのが結論ですが、さりとてなんとなく心が落ち着かない状態の人もいるでしょう。

大作完成後のスランプ時期のやり過ごしで、8つを改めて考えてみます。

もくじ

1. スランプと認める

今後の処置を検討するにしても、まずは、スランプと認めることが、調子の悪い状態から抜け出す第一歩です。

スランプは、「がたっと落ちる」「はまりこむ」のような意味です。
端的には、調子が悪い状態から抜け出せないことの意です。

調子が悪い状態から抜け出せないのに、それを認識できないと、状況がどんどん悪くなります。
書けない、動けない、予定をこなせない。
できないことが続けば、ちょっと出ているスランプは、もっと出てきてしまいます。

「スランプかも」と認識することがまずは第一歩です。

また、上がれば下がるわけで、スランプに陥ることもなんら恥ずかしいことではありません。

まずは、認めることから始めましょう。

2. 人に話す

スランプに落ちいたら、話せる人に話すことが、心を和らげる一つの方法です。

やさしく受け止めてもらえるのなら、家族や友人がいいです。

論文を書いていれば、学友に話すこともありです。
でも、ゼミが遠隔開催されていたり、一人しかいないなど言えないこともあります。

また、厳しい学友に当たると、話すと傷口を広げられる場合もあります。

話すときは、気持ちを開示しても良い方に話しましょう。

3. コントロールするものではないと認める

雨が降っているとき、やんでほしいと願ってもすぐにやみません。
やむまで待つものです。
コントロールできないと認めるからこそ、気長に晴れ間を待てます。

スランプも、コントロールできるものなのでしょうか。

する術はあるにしても、術を全面に出してしまえば、気持ちが焦ります。
結果、回復が遅れます。

こういうときは、「今は調子が悪い」と認めて、コントロールを放棄してしまいましょう。

4. 最大値を8割に読み替える

いつもの調子でこなそうとするからうまくいかない。
だから、いつもの8割が最大値と読み替えて行動してみましょう。

海外取引をする際に、「日本人の8割がA国の10割だ」という冗談があります。
そうすることで、怒らずに付き合うことができます。

最大値を8割に、もっといえば、5割くらいにして行動してもいいかもしれません。

目標を適切に調整して、達成したことを喜びましょう。
行動の量を増大させることが美徳ではなく、適切さを求めてみましょう。

5. 休むことをタスクにする

動くことではなく、休むことをタスクにしてみましょう。

スランプにあがいても、脱出は難しい方をたくさん目の当たりにしました。
休むことの量が足りていないともいえます

半端に休むのではなく、がっつり休む。
もし、「これ以上休めないくらいとことん休む」を経験していなければ、それを実行してみてはどうでしょう。

6. 違うことをしよう

普段と変わったことに挑戦してみてはどうでしょう。
大食いの選手権で、味に飽きるのを防ぐために、味や食感の異なるものをわざわざ口にしている様子を見かけます。
これと同じく、口直しをしましょう。

文章を書きすぎたのであれば、それ以外のコミュニケーションを取りましょう。

最近の難点は新型コロナウィルスで、行動やコミュニケーションが制限されていることです。
スキマをぬって、上手に違うことに挑戦しましょう。

7. 体力が落ちているとして、鍛える

文筆業は体力を使います。
だから、もしかしたら書きすぎの中で、体力が落ちてしまったことがスランプの原因かもしれません。

文筆家の方には、走ることをルーティンにして頭を使うことと身体を使うことのバランスを整えている方がいらっしゃいます。

上手にバランスを整えるために、普段やっていない運動をしてみましょう。

8. 周りの目線を無視する

ブログやSNSをやっていると、周りからの目線が気になることがあるかもしれません。
でも、治療のときは治療優先です。

周りの目線は可能な限り無視しましょう。

良くなったら応えてあげるでいいのではないでしょうか。

気持ちへの負担がある方との相談にのることもしばしばですが、心の負担は外から見えにくいものです。
見えにくいものは、特に注意を払って計測したり和らげたりしないと、なかなか軽くできません。

治療を優先する意味で他のものを無視することも敢えて選んでみましょう。

 

まとめとして

スランプはしつこいものです。
そして、最近はストレスに耐えることで剛性を発揮して乗り越えるよりも、柳のようにしなってストレスを受け流すことが推奨されます。

ちょっとスランプ気味の方に対して、ご紹介したやり方が、スランプを上手にやり過ごす方法としてお役に立てればうれしいです。

 

【編集後記】
春になると、夏の採用に向けての話が出ます。
いたちごっこでずっと続く仕事です。

【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○

【子育て日記(3歳・0歳)】
一緒に組立てのおもちゃで遊んでます。
今日は、ちょっと戦わせてみたりといったり、待ってみたりといったルールでした。
子どものタイミングを知るってことは、若い子のタイミングを学ぶいい機会として、楽しんでいます。

もくじ