執筆依頼を受けたときに確認を必ずするのが、ご依頼をいただいた方のバックグラウンドです。
私としては、「誰からどんな依頼を受けても同じものを書く」という方針ではありません。
どんな方からどんなご依頼を受けるかによって内容を分けています。
このブログはライトな感じにしていますが、文体をもう少しかためにしたり、読者層に寄ったりなど、確認点は多いです。
その中でも、どんな事業内容にしているかも注目しているポイントです。
どんなビジネスモデルか
そもそもなんで記事をご依頼していただけるのかを気にしています。
私に何か書いてほしいという うれしいご依頼であればもちろんそれで対応をいたします。
しかし、なかなかそれだけではなく、個人や自社のビジネスに対して何かしらの目的意識を持ってご依頼をいただいているはずです。
その目的意識にきちんと添えるかどうかを、考えるようにしています。
ご依頼を受けるときもですが、実際に書き始めるにしても、事業内容を頭に入れるようにしています。
どこを強調して、どこを強調しないのかも、どんなビジネスモデルになっているかで、変わってくると考えています。
事業内容を見るのが好きだという理由もあります。
商社に勤めていたこともあり、どこでどんな商品や価値を提供することで対価を得ているのかというのは、いつも見ているところです。
なんとなしではなく、きちんと自分で理解できるように、ビジネスモデルを把握しています。
一般論以外、AIが初期に書けるもの以外
書く内容について、一般論以外に求めているコンテンツはなにかということも意識しています。
一般性を求めるというのは、ChatGPTに書いたもらったときに見られるような文章です。
これらの文章は、広範囲のキーワードを含んでSEOとしてもリッチで、Googleに評価してもらうにはいい内容かもしれません。
しかし、優柔不断になるような、どちらにも取れるような文章が本当に求められるものなのかは考えます。
よく、アイディア出しで、全員が賛同するものはだめな案の典型と言われます。
そうならないような意識を持っています。
担当の方の個性と求めていること
担当の方の個性や求めているものも気にしています。
こちらを信じていただいて任せていただける場合もあります。
「一番いいものの選定としてお任せします」と言っていただければ、こちらで案を出すこともすぐします。
ブログを継続しているおかげか、案を作るのも早めです。
ご依頼をいただいたときに、求めているところを考えて、概要案をお送りすることもあります。
いつでも出すというわけではなく、きちんとご依頼をいただけるというのが分かる辺りにはなりますが。
概要案を見ていただくと、依頼をしていいかどうか分かりやすいようです。
お話をしていて概要を出した後に、断られたことはとりあえずありません。
ご依頼していただいた方が良かったのか、概要案が良かったのかは峻別しにくいですが、仕事を円滑にするのに役立っていると考えています。
こういった案を出すときに、できる限り担当者の方の個性をつかむように努力をしています。
せっかくご依頼をいただくのだから、執筆は「オーダーメイド品」みたいな気持ちでいます。
ご依頼者の求めに応じて私が伝えることの価値
「私に言ってほしい」という価値も考えるようにしています。
これだけAIライティングが流行っています。
最近は、国内でも国外でもその有用性を否定することもちらほらは耳にしますが。
その質の高低はさておき、自動で書ける方法が一応あるにも関わらず、ご依頼をいただくというのは、私から伝えることによって説得力が増したり耳に入れてもらえたりということがあるんだと考えます。Google評価では、E-A-A-Tというものですね。
そこにきちんと応えるように、確認をしています。
まとめとして
色々確認をしますが、これらを通してご依頼をしていただく方とコミュニケーションを取るのも楽しみの一つです。
仕事を本道にしつつも、コミュニケーションを楽しみながらお互い仕事ができればと考えています。