副業でも本業でも、ビジネスネームを一度は検討しておきたいものです。
資格業などで氏名と登録名との突き合わせが必要なものは使いにくいかもしれませんが、そういったものがなければ区分けにしたりわかりやすくしたりできます。
区分けになる
ビジネスを考える上で役立つのは、区分けになるということ。
ラベルが変わるだけという考え方もあるかもしれませんが、そうでもないです。
違う名前をつけることは別人格を他の人の中に形成します。
あだ名を考えると想像しやすいです。
小学校から中学校にあがりあだ名が変わった経験があれば、そのときの連続性がちゃんとあったでしょうか。
少し別の見方はされなかったでしょうか。
逆に、学校が変わってもあだ名が同じであれば、誰か他の人が連続的に付き合っている状態でしょうが、見られ方は同じだったのではないでしょうか。
呼び方でイメージが変わるは、人によってあだ名を変えてくる場合も似ています。
別のグループでは別のあだ名がついていれば見られ方が変わります。
生活している主体とは別のカタチを自分の中につくる場合、ビジネスネームはとてもいい区分けです。
わかりやすく仕立てられる
意図的にそのときのわかりやすさをつくれる
ビジネスネームには、しごとの名前を入れることもできます。
走ることに関係するのであれば、「走」という文字を入れているだけで関連性を意識してもらえます。
人生でずっと使う名前にたまたま「走」という字が入っていればいいでしょうが、やりたいことが変わる度に名前を変えるわけにもいきません。
そのときに取り組むことについて、わかりやすく表せるというのがビジネスネームのいい点です。
与えられたものだけでなく新しくつくれる
親等に与えられた名前について、受け取ったもの。
受け取ったものを使うことはひとつの選択肢。
ただ、自分で自ら積極的につくりあげていくときには、別のものを構築していってもいいはずです。
ビジネスをしていくときには、決断や決め事も多く、つくっていく場面も多いです。
新しいものを少しずつつくっていく経験はとても役に立ちます。
表記の変更だけでもできる
表記を変えて読みやすくするだけでも、ビジネスネームにできます。
読みやすさはとても大切な要素です。
多くのバックグラウンドを持つ人が日本語圏でも増えていること、情報をやり取りする上で読みやすさはとても大切な要素です。
漢字をひらがなにする、カタカナにするなどでも印象を変えられます。
考えてみるだけで少し変わる
特に決まったしごとがなくても、ビジネスネームから考えるのは面白いです。
決まったことがないことで、ゆっくり検討する時間が得られます。
そう呼ばれることを想像すると、名前以外の部分も少しずつつくっていこうという気になります。
だから、なんとなくビジネスがしたいという場合、ビジネスネームから考えるのもいい方法です。