クラウド会計をする際の利点は、API取得です。
APIは、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface)の略です。
アプリケーションを接続することで、手元の会計ソフトに銀行などのデータを自動で取得します。
結果、金額やら日付やらを入力しないでいいようにする仕組みです。
API取得をしなければ、帳簿の前後を含むかどうかの差はあれど、使用する利点がガクッと下がります。
サラリーマンを辞める前にカードをつくっておくようにという案内は多いのですが、起業直後にAPI連携できるかでクレジットカードを選ぶ人はあまりいないかなと。
でも、めんどくさいところにつながるので、クラウド会計を独立や副業で使おうと考える人は、決済クレジットカードの選択で意識をしておきたいです。
事業前クレジットカード
事業を行う前には、クレジットカードをつくっておくべきです。
理由はこの辺りでしょう。
- 意気込み
- つくりやすさ
- 会計分け
意気込み
起業をする前のそれ専用のクレジットカードをつくっておけば、「これからこの事業をするんだ」という意気込みになります。
クレジットカードをつくるのってなんとなくの心の障壁がありますし、普段使わないクレジットカードを増やすというのは管理の手間が増えるのでオススメはしません。
でも、事業をするなら別です。
その事業用のクレジットカードというのは、小規模であるほどに一枚は持っておくと便利です。
つくりやすさ
サラリーマン時代にクレジットカードをつくっておくこともよくいわれます。
副業には当てはまらなくても、独立をしてしまうと信用力が下がってうまくカードをつくれないという可能性もゼロではないです。
今のところ、そんな印象は受けませんが、カード発行までにも時間がかかるので、事前準備として用意をしておきたいですね。
会計分け
会社や事業の決済と生活用の決済が混じってしまうのは避けたいです。
決済用のカードをつくるのは、その分離を簡単にしてくれます。
カードで分けておけば、生活用の決済が事業用の決済に交じる可能性をかなり減らしてくれます。
もともと分かれているのですから、意図的に混ぜないと混じりませんし。
freeeとMFのクレジットカード有無
freeeとMoneyForwardの2022/09/15現在に対応していると載っているカードの一覧です。
後からの変更がめんどうくさいからこそ
というわたしも、後からAPI連携ができないことに気づいたひとりです。
これから事業をする人は、クラウド会計をつかってみようと考える場合には、最初からこの問題を避けておきましょう。
クレジットカードの種類は多いです。
無意識に選択してしまうと、うまく連携できない場合に当たる可能性がぐっと増えてしまいますので。
【編集後記】
毎日読書。時間をとってペースができてくると楽しいですね。
【運動記録】
ストレッチ○
【子育て日記(5歳・1歳)】
「小さい頃にもっと遊んでおけばよかった」とか「写真を撮ってあげればよかった」辺りはよく聞く話です。
そういう後悔が出ないように、がんばりたいなと。