狙われやすいパスワードがあれば、狙われやすいIDもあります。
バレバレのIDはできる限り避けるのがいいです。
では、狙われるのはどんなIDでしょうか。
もくじ
よくあるID
admin
IDでよく使われるものの代表格は
- admin
- administrator
でしょう。
デフォルトでよく指定されているものですし、外部からアタックされる場合によく入力されるものです。
これらを使っていれば、できる限り変更しておきましょう。
root
rootもよく使わえるIDのひとつです。
機器設定でも見かけます。
だめとは言いませんが、推測されやすいもののひとつです。
user
userは、マスタIDではないように見えますが、よく使われるもののひとつです。
マスタIDでなくても、複製して全権を与えている可能性もあり、ここからクラックされると怖いところです。
pages
意味はないのでしょうが、なぜかpagesでもアタックされていることがあります。
そんなに使われている実感はないのですが、狙われるリストに入っているようです。
流出ID
どこぞやから流出したIDが使われているのも見かけます。
数打てば当たると見られているせいでしょうか。
デフォルトは狙われる
これらから、デフォルトIDは狙われます。
administratorやadminがいい例ですね。
そのままにしていれば、使われている可能性が高いです。
わかりやすいので。
ただ、わかりやすさは、良さであることがメリットでもデメリットでもあります。
わかりやすさと組織内
わかりやすいIDにすると突破される可能性がぐっと上がります。
一方で、管理会社の人などの管理のしやすさから、比較的単純なものに設定されていることがあります。
わかりやすさは管理しやすさでもあります。
突破されにくさとのバランスで気にしたいところです。
必要情報をメモなどにまとめて、一般的なものでなくても、ちゃんと共通したものとして使えるようにしておきたいですね。