ブログでも本でもセミナーでもまとめ上げていくところで調べたものを全部書きたくなります。
でも、いいものをつくろうとする際には、削る作業が必要です。
調べ上げたところの一部を使わないというのは、つらいですが必要なこと。
この削るというところが肝です。
すべてを書かないようにというのは、その道のプロと話すと時折出てくる言葉です。
さりとて、ある程度の分量がないと作品は成立しません。
ということで、まずは書き足す。
分量を多くしていって、その後で消していく。
一発でうまく完成させようとせずに、その後の校正を上手に行うことを意識するべきと考えます。
分量を足していく
削るには、まずは分量を増やしていく必要があります。
分量を増やすには単純に対象のものを書いていく、つくっていく、調べていく。
この段階であまりこだわらず、全体をまとめあげていくようにします。
また、一応メモとして調べたものは書いておきましょう。
主題にするかはおいておいて、脚注にちょこちょこっと書いて使うことはできるからです。
本文よりも脚注に時間が割かれているというのも存在します。
全体の分量が増えて整ってきてから削る作業に移っていきます。
精査して引き算を検討する
精査して差し引きをしていきます。
この作業で、全体のクオリティが上がりますし、いい感じに整ってきます。
論文の分量でいくと、全体を4万字にまとめるとしたら倍の8万字くらいを書くようにと言われたことがあります。
まあ、そこまで削る場合は、削る作業自体がかなり大変なのですが。。
2000字くらい書いた部分を参照レベルにおさえたり、全部を削ってしまう必要性も出てくるので。
ただ、引き算の削りを入れると、かなりクオリティが上がります。
わからなくて書かないのと、わかっていて書かないのでは、意味が異なりますし。
引き算ができているレベルは、一定レベル
この引き算ができるレベルまで叩き上げることで、一定レベルまで成果物の質を上げられます。
ということで、フロートして
- 分量を書き出して増やす
- 増やして書いたものを精査して削る
という2段階を経ましょう。
増やす作業の目安として、削りを意識しだすところまで行うとわかってきます。
引き算ができるまで、分量を増やし、思い切って削りもいれていきましょう。
【編集後記】
各地の災害は困りますね。
「困りますね」で済まない場合もありますし。
ちょっとリスケがありました。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○
【子育て日記(5歳・1歳)】
お盆が終わり通常仕様です。
早くしごとの余裕を出して、どこかへ連れていきたいです。