給与のデジタル払いの話は、2023年の春に盛り上がったのですが、2023年10月現在はどうなっているのでしょう。
インボイス制度や電子帳簿保存法で印象が薄くなっているかもしれませんが、確認をしてみました。
特に、デジタル払いをする際に必要な、資金移動業者が決まっているかに商店を当ててみます。
資金移動業者は決まったのか?
給料をデジタルで払えるのは、まずは業者の選定から始まります。
デジタル払いで真っ先に思いつくのは、PayPayでしょうか。
最初のキャンペーンがうまくいき、シェアが多いです。
しかし、PayPayも含めて資金移動業者になったとは聞きません。
厚生労働省に問い合わせてみると、10月19日現在で資金移動業者になった業者はいないと確認できました。
数ヶ月程度で登録ができると思いきや、4月から半年経った10月でもまだ、業者が決まっていません。
結果として、日本で賃金をデジタル払いできる環境はまだ整っていません。
どれくらいの数が申し込みとして来ているのか
どれくらいの業者が資金移動業者として申し込みをしているのか問い合わせてみました。
しかし、この点は開示してもらえませんでした。
複数は来ているだろうと考えます。
また、電子決済サービスの数は過当競争になるほどの時期がありました。
そこを考えればある程度の申込みは来ていると推測できます。
ただし、申し込みをしている候補がどこかは不明なままです。
なぜ、時間がかかっているのか
審査状況に時間がかかっているので、指定に時間がかかっているのが現状ということだそうです。
特に労働者保護がしっかりできているかを厚生労働省は見ています。
そのため、時間がかかっているという回答でした。
今後として
現在のところ給料をデジタル払いしなくて困るという話は聞きません。
しかし、今後はデジタル払いの需要が増えていくという肌感覚があります。
例えば最近、自宅にお金を入れる親御さんの話を聞きました。
その際には、現金でお金を入れられても困るので、PayPayで払ってもらっている状態です。
また、子どものお小遣いもPayPayのような形式で渡している家庭が増えました。
結果として、このように普段の使い方に浸透していくにつれて、デジタル払いをしてもらった方が使いやすいという方は増えていくはずです。
現金でもらうことが億劫になるように、銀行振込でもらうことが億劫になってくる未来は存在しそうです。
いずれにせよ、資金移動業者の指定が早くあるといいなと。
続報があれば、また調査をしてみます。
【編集後記】
アニポケの「リコとロイの旅立ち」が終わりましたね。
なかなかいい感じで次の章に進みます。楽しみです。
放課後のブレスも第2回が出ていましたので、好きな人は見てみてください。
【運動記録】
ストレッチ○
【子育て日記(6歳・2歳)】
漢検の仕上げで5回目のテストを上の子としていました。
とりあえず、合格点は超えているので大丈夫かなという感じです。