ダイレクトマーケティングが流行っています。
インターネットの本質は中抜き。商社機能や仲介機能をどんどんと抜かしていってしまう。それがインターネットです。
中抜きをするということは、強いエンドサプライヤーが寡占的に領域を占有できるのです。直接顧客とつながる喜びは、色々なところで例を見ることができます。
今回は、建築士や採用におけるWEBマーケティングを見ていきます。
建築士とWEBマーケティング
建築士がお客さんを見つける上で、WEBマーケティングがとても大切になっています。
土地をみたり芸術性と法規を両立させる力というものに、顧客をどのようにつかんでいくかが、建築士の方にとって大切です。
新聞広告でのイベントに人がこない
人の行動が変わりました。
一昔前は、新聞でした。
新聞に広告を出す
↓
人が集まる
しかし、今は新聞に広告を出しても人が集まりません。
そもそも人が減っている世の中と認識しています。建物を立てる人も少ないでしょう。新聞に広告を出して人が来なければ、どこに行ったら家を建てたい人に会えるのか。
WEBを経由して会える
届けたい人に会う方法は、WEBです。
インターネットの検索を通して、家を建てたい人に会うことができます。
だからこそダイレクトマーケティングは大切なことです。
家は長く付き合って使うもの。そのメンテナンスの相談をする建築士の方とも長く信頼関係を持った付き合いをしていくべきところです。
作品やコンセプトをダイレクトに伝えられる仕組みがWEB
写真やコンセプトの共有も今は簡単です。
誰かを仲介させて、自分が伝えたいことを歪めさせることもありません。ダイレクトに伝えることは反応を期待する上で怖い点ももちろんあります。しかしながら、それは伝えられることと表裏一体です。
ダイレクトに伝えることに少しずつ慣れていきましょう。
私が書いているブログにおいても、ダイレクトに伝えることをひしひしと感じられます。
全員の顔が直接は見れなくても、少しずつマーケットを感じていくことができます。
良い作品が良い顧客を呼び寄せる
WEBマーケティングでは事例が大切です。
そして、建築士の方をみていると、良い作品が良い顧客を呼び寄せています。
だから、可能な限りの事例を出し、顧客の声を集め、そして自分のコンセプトを出していくのです。
マーケットは広い。絶対的な良さが絶対的な購入につながらない世の中になっています。
最初の一歩をどう作るか
問題は最初の一歩をどう作るかです。事例がなければお客が入らないのなら、事例をどうやって作るかを考える必要があります。
コンペで(落選しても)作ったものを見せている建築士の方もいれば、知り合いの方から商売をはじめてそれを実例にしている建築士の方もいます。
上手に、何かの最初を自分で見つけるようにがんばりましょう。
採用とWEBマーケティング
採用においてもWEBマーケティングが大切です。
リクナビやマイナビなどの採用サイトももちろん重要ですが、できる企業ほど並行して自社においてWEBマーケティングをしております。
そうすることによって、実はリクナビやマイナビを通してでは分からないような応募者からのデータ集めもすることができます。
新聞広告は採用広告としてどうか
新聞広告。年配の方や中年の方を雇うならまだ効果があるのか。そう考えて何回かここ数年でも新聞折り込み広告をいれてみております。
効果はゼロではありません。しかし、効果は実際に薄い。
比較として折り込み広告をなくしてはどうかと。層は少し変わってきますが、劇的に効果が変わる感じもありません。
今回の比較でいけば、新聞広告の効果はないのです。
過去ではなくこれからを見せてくれる企業の人気
準大手のサイトが苦戦している話を耳にします。
今はネームバリューよりもこれからを見せてくれる企業の方が人気なのです。
設立数年なのに、日々応募者が絶えないような採用組織があります。結局年数ではないのです。情報を集める場にどのように魅せてくかを考えて情報発信ができることが大切なことです。
WEBに弱そうな企業を有望視するか
新卒採用でいけば、デジタルネイティブ世代。
WEBに弱そうなページしか出していない企業に良い印象を持つのだろうか。もちろん答えは良い印象を持たないです。
この瞬間すでに採用期間を逸しているのです。
応募者と直接つながることを恐れない
応募者と直接つながる経験を、今の採用システムは持っていません。
新卒も採用サイト。中途も採用サイトや紹介。
IndeedやLinkedInもありますが、日本ではそこまで重用されていません。
だからこそ直接つながれる企業の良さは際立ちます。採用しやすいというのは、採用コストを低く抑えられるのです。
仲介会社を介することを考えれば圧倒的にダイレクトマーケティングにシフトできた方が予算を圧縮できます。
その領域で一番になることが検索のWEBマーケティングの本質
今回は建築士のWEBマーケティング、採用のWEBマーケティングの片鱗でした。
どちらにおいても、その良さを出しながらその領域で一番になることがWEBマーケティングで大切ですね。
自分の色を出せとよく言われますが、それが効果的なのかは出してみないとわかりません。その領域で一番になるための第一歩は、自分は発信したいこと、受けそうなことを出してみて少しずつ一番になることでしょう。
自分の良さを少しずつ出してみて市場の反応をみてみましょう。
【編集後記】
WEBマーケティングはできている企業とできていない企業とが激しく分かれるところです。これからビジネスをしたり顧客をつかまえるときは、迷わず学ぶべき点でしょうね。
【昨日のはじめて】
fate stay night unlimited blade works
【昨日の子育日記】
体調が悪いままの1日です。調子がいい時間帯もありましたが、鼻づまりで眠りが深くなれず体力はちょっと下がったまま。
そぶりを見るとストレスを受けていると分かります。こういうときにしっかり支えてあげられるように、気持ちの切り替えです。
夕飯はそれほど多く食べず。その分落ち着くまで絵本を読んでました。一度寝たと思ったら、ぱっぱと起き上がってきました。その後はちゃんと寝られたようです。