未来予測って結構外れますね。
その割に記事などではしっかりと予測されたものだという注釈があったり、大学の偉い先生が作っていたりという説明があります。
これを見ると未来は決まっているような錯覚をすることがあります。
しかし、振り返れば外れていることが多いようです。
遠い未来は予測しにくいですし、そもそも近い未来でも予測をすることが難しいです。
ではどうするか。結論として、未来の予測に自分の違和感を入れ込むと当たりやすいし修正して使いやすいです。
明日のピンポイントの天気を当てられるか
未来予測が難しいのは天気予報で分かるはずです。
明日とか、1週間の天気が予測できるか考えると、大まかには当たります。
しかし、その日の10-12時のその場所の天気だけを考えるときに、予測がしにくいこともあります。
精緻な天気図や気象予報図を使うと当たるのかもしれませんが、それでも小さな要因が影響を与えてうまくいかないことがあります。
こんな近い未来で、しかも天気予報がずっと続き、データも蓄積されているのに外れることがあるのです。
遠い未来や人が絡むような事象における予測はもっと複雑になるはずです。
遠い未来予測は外れることが多い経験則
印象に残っている例を挙げると、35歳転職限界説があります。
35歳を過ぎると転職がしにくくなるし、将来を変えにくくなるからそれを前提にキャリアや仕事を決める話が出ていました。
この節はずっと続く前提です。
というのも35歳になる前の人がその節に向かって年齢を重ねていくのですから。
20代前半からこの話は聞いていたはずです。
そして自分が35歳を過ぎて、結局のこの説は外れていました。
35歳を過ぎても、経験が必要ではありますが、大手企業も含めて今は中途採用をしています。
出戻りで採用されている人もいれば、新規で採用されている人もいます。
これらは、否定がされていた採用の経路です。
EV自動車は、現在進行系で予測とそのハズレが観測されそうな分野です。
環境が絡むと、自己の利益や主義主張も含まれるため大きなことを言うつもりありませんが、あれだけEV後進国のようなレッテルを日本に貼り続けた人や、日本の自動車業界が終わりのような話をしていた人は、最近の市場動向をどう感じているのでしょうか。もちろん環境に対してアクションを取り続けるべきでしょうし、まだ結論は出ていないのでしょうが。
データが改ざんされたり人の希望が入っていることも特筆するべき点です。
これは、GDPの数値現れにも関係しています。
途上国でGDPが高すぎると補助が減ってしまう国は、GDPが低くなる傾向があります。
また、比較的、中央集権的権力を持っている国では高くすることが可能で、高くなる傾向も研究で見られます。
自然科学の事象を神がするがごとく観測することはできないものでしょう。
予測には、自分の違和感を入れる
では、どう市場を予測するかといえば、経験と違和感がキーワードです。
ビジネスでいえば、市場を観測している経験として、その結論はおかしいなと感じるようなことは、やはり起きにくいです。
例えば、AIが人を駆逐するような論調はウケるからしているのでしょうが実際起こるか考えます。
このときに、技術的に可能であっても実施するか検討する必要があるでしょう。
AIが俳優業を駆逐するのではないかというボイコット運動を引き合いに出しましょう。
技術的に可能であって、経営側がAI俳優を取り入れようとした際に、人的主張から実施を阻害されようとしています。
また、仮に導入が可能だったとしても、どこまで市場に受け入れられるのでしょう。
顔出しをしなくても済むからというAIアバターのYouTuberも一定程度受け入れられていても、それがすべての人の行動を変えるほどは主流になっていません。
どこかしらの強い主張はもっともらしいですが、経験上の観点を踏まえて見直せば、結論に違和感が出てきます。
結論に違和感があるものは、論理展開・根拠の真偽・根拠の偏り・前提のどこかしらに間違いあるものです。
また、これらが合っていても遠くなるほどに予測にズレが出てきます。
感じる違和感を大切に判断をしていきましょう。
自分なりの予測を持って臨むことが、間違った予測であっても、うまく未来予測を使うコツになるはずです。
【編集後記】
freeeの画面上での入力。
ショートカットキーと衝突があってちょっとうまくいきません。
うまく設定し直さないと
【運動記録】
ストレッチ○
【子育て日記(6歳・2歳)】
子どもらと観光へ。
どこということでもないですが、その雰囲気を味わえるだけで刺激になります。