満足感をほどほどにした方が動ける

日々続けるなにかを決めている場合に、満足感をほどほどにしておく方が余力が保てます。

満足感は達成感、そして幸福感につながりますので、できる限りを求めがちです。

でも、継続することを前提におけば、ほどほどが目指す位置にあるとも感じます。

 

*どこまで登り切るか

 

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達成感とほどほど

達成感は、気持ちがいいです。

例えば、テスト勉強と試験。
できる限りの勉強をして、なにかしらの試験に臨みます。
定期試験でもいいですし、資格の試験でもいいです。

その山が高ければ高いほどに、その後に次の行動に移ろうという気力を狭めます。

以前に修士論文を書いたのですが、そこでも同様でした。
書ききったという反動のせいか、その後しばらくなにかを書こうという気力を削がれました。

私だけの話ではなく、他に修士論文を書ききった人と話をしていても、同様に気力を削がれたということです。

その方も、毎日チカラを注いで時間を割いていたので、それくらいの反動を受けても当然かなと考えます。

年単位を割いて取り組む達成感、満足感も同様に次への行動力を邪魔します。

達成することは、望むべくことですし、がんばる事自体は基本的に美徳とされます。
だから、がんばる。
それは、いいことでしょう。

でも、次の行動も合わせてみれば、少し見方も変わってきます。

 

満腹感とほどほど

達成感よりも満腹感で表した方が身近ですね。

食事に気をつけている人でなければ、なにかの表紙に食べすぎてしまうことがあります。
満腹感を味わいたいことも、満足感を得たい一つの行動です。

満腹になったら、次の食事もままなりませんし、しばらく動けません。
こちらの方がわかりやすいですね。

そして、ほどほどに収めるというのも、うまくいかないことがあります。
食べるって人の基本的な欲求ですし、アルコールなどを含めばそんなに上手にコントロールできるものでもないです。

 

ほどほどでやめておく手加減

ひとつの事柄だけに集中すれば、できる限り集中する、成果を出すということはいいことでしょう。
でも、続けるという観点からも話をすれば、ほどほどでやめておくというのが、もう一つの選択肢です。

というのも、やりすぎると上記の話ように、次のことをする気力を削がれます。
大きく休んでよければ、ほどほどは不要かもしれません。

でも、人生はひとつのことで成り立っているわけでもなく、継続を意識して行うこともあります。
というわけで、やりきることと合わせて、ほどほどにするということも価値になります。

どの観点に基準をおいて行動するか、改めて考えたいところです。

 

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