やっとこさドラえもんにも興味をもったようで、2024年の春映画である「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」を見てきました。
ドラえもんは人気ですね。席も結構埋まっていました。あまりネタバレを入れずに、見た感想などまとめてみます。
オープニング曲省略
お話としてはこんな感じです。
その前にあらわれた不思議な少女・ミッカは、のび太の吹くのんびりのんきな「の」の音を気に入り、音楽がエネルギーになる惑星でつくられた“音楽【ファーレ】の殿堂”にドラえもんたちを招き入れる。
ミッカはこの殿堂を救うため、一緒に演奏をする音楽の達人【ヴィルトゥオーゾ】を探していたのだった!
ひみつ道具「音楽家ライセンス」を使って楽器を選び、ミッカと共に演奏することで、少しずつ殿堂を復活させていくドラえもんたち。
しかし、世界から音楽を消してしまう不気味な生命体が迫ってきて、地球にも危機が・・・!!
映画ドラえもん のび太の地球交響楽の概要説明より
曲がなくなったということで、最初は音楽にあふれるスタートでした。その流れか、いつものドラえもんのテーマ曲「夢をかなえてドラえもん」は省略でした。
2023年映画の映画ドラえもん のび太と空の理想郷 でもオープニング曲の省略があったので、今回だけが特別という訳ではないようです。テンポを大切にした結果でしょうか。
見たい方は、Prime Videoで無料配信になっています。期間中にどうぞ。
全体的な感想
交響楽(シンフォニー)ということで、歌の場面があります。楽しそうに描写されていていい感じです。
ヒロインのミッカ(平野 莉亜菜さん)の歌は、子どもらしい感じとトーンの明るさがあって心地良いです。
ドラえもんたちが選ばれた必然性はやや薄いです。また、敵を呼び寄せてしまった理由は、起承転結として必要でしょうが、「そんなことやめておけばいいのに」というくらいドジなことが原因なので、後始末をするのは責任があるとも言えます。
映像のキレイさや分かりやすさを求めて今の形なのでしょう。少し長めでしたが、子どもにとって楽しい内容でした。
楽器コンテンツは難しい
のび太たちはそれぞれ楽器を選んで進んでいきます。楽器が最後、敵と戦う手段になります。
しかし、楽器コンテンツは難しいと見ていて改めて感じます。「そんなに早くうまくならないでしょ」という感想だったり、楽器によて習熟スピードがぜんぜんことなるからです。
チューバやバイオリンは一朝一夕にはうまくならなそうな。リコーダーやパーカッションだって奥深いものでしょう。
子ども向けとしてよくまとまっていると感じます。大人から考えて見る必要はないのでしょうから、これでいいのでしょうが。楽器の違和感を無視できれば、全体として良い感じかなと。
子どもの感想
敵(ノイズ)と戦うところが面白かったようです。アメーバのように増殖する生命体です。
ここは、最近のドラえもん映画での戦略にハマっています。子どもが分かりやすく人気なのはこういった戦いの部分だからです。それぞれ映画でも最近は派手な戦いのシーンが出るようになっています。人気だからだと聞いています。うちの子どももそれに違わずいいということでした。
参加特典
参加特典は、映画で関連して出てくるひみつ道具を主題にしたマンガです。映画の中ではあまり深堀りしないものであるため、こういった説明にしておくのは賢いです。映画のテンポ感を良くするのにも一役買っているかなと。
年齢は選びそうです。うちの子らはあまり読んでいませんでした。代わりに私が読んで楽しみました。
春休みにそろそろ入りますので、ドラえもん好きのお子さんがいる家はぜひ見てみてください。