日々は繰り返し。
新しいことを始めるにしても、繰り返すことも幾分かは残ります。
こういったときに、無意味さを感じても再度取り組めるかが気持ちを明るく保つポイントです。
無意味さに対してどこまでポジティブに取り組めるか、それを考えた一つとしてニーチェの思想があります。
つきつめ過ぎると歴史的な影響や好き嫌いあるでしょうが、日常へ還元した一つの考えを示します。
ニーチェの超人思想として
永劫回帰の中で生に対しての自ら確率した意思を持って行動する、それが「超人」です。
(キン肉マンの超人の方が馴染みがあるかもしれませんけど)
永劫回帰は、日本人にとっては輪廻思想の影響もあるので理解しやすいでしょう。
ただ、カルマを積み輪廻の輪の中を少しずつ上がって行くことを根幹においている輪廻に対して、永劫回帰は同じことの繰り返しが永遠に続くことです。
簡単に言えば、永遠に続く無意味さの中、意思を持って(=物事に意味を与えて)行動できることを指しています。
実際に超人思想をニーチェがしていたかは疑問
晩年のニーチェは健康問題や(おそらく気質的なものから)狂気に落ちていきます。
警察の厄介になったこともあります。
思想は日々の考えを精錬した結果であり、行動の結果ではありません。
ニーチェが55年生きています。超人の思想にたどり着いたとしても、日常にそれを還元できていたかは疑問が残るところです。
常にはできないことの心がけの思想として
しかし、ニーチェがたどり着いた超人思想は、永遠に続くような日常の繰り返しをどうやってポジティブに捉えるかの一つ示唆を与えてくれます。
常にはできない。だからこそ、心がけの一つ。標語の一つとしてもこの言葉の良さがあります。
もし、何か無意味で永続的なものが身近から離れなくても、その無意味さに意味を与えられるのはあなた自身なのだということです。
ふと、ニーチェを思い出しながら。
【編集後記】
やり取りしていた方が、体調を崩して返答が遅れていました。夏の暑い時期です。災害も多く、片付けでも疲れてしまいますよね。
ご自愛ください。
【昨日のはじめて】
キリマンジャロブレンドコーヒーゼリー
【子どもと昨日】
スナック感覚でとうもろこしにかぶりつくのが好きです。噛み切る力が足りてないのですが、遠慮なしにガブガブと口に入れてくれます。
噛み切れないことがわかったので、包丁をいれてある程度の塊にして渡します。スナック感覚で食べてくれました。