組織で退職者が出た場合は、退職インタビューをしていくと欠点が埋まります。
退職インタビューでよく感じることは、報償をどこへおいているかの差です。報償が一致している方々同士であれば問題はありませんし、退職もしないでしょう。
ただ、退職するような場合には報償のズレも散見されます。
給与額視点の経営者と必要とされているかの労働者
今回の例では、経営者側では労働者を測るものは給与の額とその成果としていました。
それ以外の貢献度を測ってくれる企業もたくさんあるのは知っています。しかし、情を除けばお金で測ってしまうことも多いでしょう。毎月の決算結果を見ているからです。
それに対して今回の労働者は人として必要とされているかで測っていました。儲けてきた案件の大小ではなく、その案件を取ってきて喜んでもらえているかです。
経営者にとってのお金は報償、しかし伝わっていない
お金の報償が悪いわけではなく、気持ちが伝わっていないことが問題となっていました。
労働人口が減っていく中で労働者の全般的な希少価値は上がってきます。どのように労働者をつなぎとめるかは経営層の喫緊の課題でしょう。
今回残念だったのが、経営層の気持ちが労働者に伝わっていないこと。労働者の気持ちも経営層に伝わっていないことです。
コミュニケーションの問題はいつも大きく、最終的なところに影響してきます。
必要とされているかが報償
誰かに必要とされるというのはとても大きな報償だと改めて感じさせられることでした。
経営層にとって必要とされていることを常々伝えていくのは骨が折れる作業です。避けられるのであればやりたい仕事ではないでしょう。
しかし、人材マネジメントもやるべきこととすれば、避けて通れません。
今一度、気持ちを伝える観点でもかかわり合いの方法を見直してみるのも一つです。
【編集後記】
就職活動開始直後の3回生の方とお話しました。夢に向かう純粋な方々と関わると力をもらえます。
【昨日のはじめて】
軽井沢キャラメルプリンラスク
【子どもと昨日】
寝かしつけ。なかなか寝ません。
気がつくと起き上がって私のみぞおち辺りを「バン、バン、」と強打してきます。
そしてさっとこちら方向に足を向けて、バウンスするように屈伸運動で攻撃してきます。
なんだと思って見ると寝ていました。寝る前の儀式なのでしょうか。