e-Taxの誤通知の事例
先日、e-Taxからすでに関与していない昔のクライアントに関するお知らせメールが私にも届きました。手続きは終わっている状態でこのように届くのは、大きなデータベースでは更新でうまくいっていないところがあるからです。
顧問契約をすると、e-Tax上でも委任の関係を登録できます。この登録をすることで、メッセージが納税者と顧問税理士の双方に届く仕組みです。
しかし、すでに委任関係を解いた場合でも今回通知が来ていました。データベースの更新の難しさから来ています。
基本的な更新
委任関係が終了した場合に、通知の解除をするからです。通知解除と、メッセージ共有の解除を行えば、e-Taxから登録された顧問先へのメッセージはこなくなります。
解除しても送付されるような誤送信は通常は起きないようになっています。
しかし、私の場合には、来ています。データベースの技術的なところから原因を考えてみましょう。
原因の検討
情報更新遅延の可能性
データベースの情報更新と送付対象の特定において、タイミングのズレが原因の可能性があります。所々の作業からマスターデータに「変更」を反映するタイミングと、送付先データの対象を抜き出すタイミングがズレている場合、かなり昔に変更していた内容が反映されない場合がありえます。
時折データベースを止めて、データ統合などを行ってこのズレを解消するデータベースも存在します。大規模なものや後で増設したものは、ツギハギ部分を上手に処理する必要があります。
更新不可なテーブル
情報更新が一方向にしか連動しないようにできているデータベースが原因の可能性があります。
基本的な「委任関係」の登録、「メール共有」登録、は設定したり解除したりが存在しています。今回変な通知メールが来た際に、確認するよう言われた点です。しかし、どちらも設定はきちんとできていました。
考えられるのは「その他の届け出」を出したことによる影響です。具体的な届け出名は控えますが、この届け出を出すと、連絡共有がされる仕組みになっています。委任関係が解消されても、届け出の効果が切れているわけでないので、連絡共有が切れていない状態です。
まとめとして
委任関係がしっかり切れている確認が取れれば、深追いしすぎる必要はないのかもしれません。
また、それほど大事にならなければ、データベースのこのような点は無視される点でしょう。こういった改修は労力の割に費用もかかります。窓口も多岐に渡り、なかなか解消に至らなそうです。データベース更新遅延の可能性を考えて、一応次回の配信まで状態確認を待つつもりです。
データベースはビジネスをしていく上で必須の部分です。多くのデータベースで、更新がうまくいかない状態は起こり得ます。身近な一例として見ていただくと面白いですね。
【編集後記】
ちょっとキャッチアップして、コナンの安室透周辺のストーリーを見ています。「作者が人気の理由が分からない」というキャラですが、あれだけ同期に悲惨なことがあれば、感情移入するだろうというのが、見ていた感想です。ちょっと身体能力が高すぎですが、かっこいいですね。
【運動記録】
ストレッチ○
【子育て日記(息子6歳11ヶ月、息子3歳5ヶ月)】
英語教育で、その子に合った教材や教室を見つけるのは、難しそうですね。少しやりすぎるとレベル感が高くなりすぎたり、教材や教室レベルを上げすぎるとついていけなかったり。この辺りは丁寧に追わないといけなさそうです。