特定の業界にとって有望そうなキーワードでも、レッドオーシャンという判定をされる言葉があります。
最近の例では、インボイス制度や、電子帳簿保存法です。
インボイス制度は、そこそこの需要があるのかなと考えていました。
もちろんあるのですが、競合が激しいということを考えると、レッドオーシャンに近く。
さりとて、会計・税務の用語はそもそも検索量が一般用語と比べて少ないので、どう取り立てるか、考えるところです。
インボイス制度・電子帳簿保存法の調査
「電子帳簿保存法」「インボイス制度」「確定申告」で、まずは、Googleトレンドを確認してみましょう。
いっときの確定申告の量はすさまじいです。
それでも、電子帳簿保存法やインボイス制度は、がんばっている感じがします。
会計税務の用語は、それぞれボリュームが少なめなので、このグラフを見るとなかなか健闘している方です。
こちらは、キーワード検索で見ています。
インボイス制度の検索量は、インボイス制度と確定申告が多めです。
競合性は、「低」になっています。
インボイス制度
一方、電子帳簿保存法は、1−10万の検索量にもかかわらず、競合性が「中」です。
どこかで広告を出している人が多い目ということでしょう。
検索料が上記よりも少ないのに競合性が「中」というのは、狙い目から外れてくると考えられます。
ここには載せませんが、類似の改正で厳しそうなものとそうでないものとがまだあります。
トレンドを気にしない投稿の方法もありますが、気にする場合で気合を入れているものであれば、このトレンドを少し見ておいたほうが、検索順位を上げやすいです。
検索数を気にしなくていいフェーズの発信者の方もいますが、そうでないと認識すれば、少し意識をしておく方が順位を高められます。
私も、そうでない方なので、ときおり確認をします。
Googleの順位の価値が最近では揺らいでいて、人によって価値観は異なります。
自分の目標によって、気にするしないを決めておきましょう。
そのうち、AIに聞くという場合も出てきそうですが。
有名用語だからレッドオーシャン?
この例を出したのは、業界で有名な用語であっても、手放しで満足できるSEOの用語ではないということを伝えたかったからです。
さりとて、会計・税務の用語は検索量が多くないので、狙いすぎるとロングテールとしてもあまり成果が出にくいです。
現状の結論としては、単独で狙い過ぎないということは言えるでしょう。
「A」+「B」のように、その場合には何かと合わせて提示して狙うのがいいです。
また、トレンドはその時期によって若干変化しています。
「インボイス制度」や「電子帳簿保存法」は2023年内の変化を感じないところですが。
それでも、ちょっと意識しておきたいです。
意識するに、記事を書く
意識する際には、SEOで上記のように検索量を調べておく方法が一般的です。
しかし、自分のサイトに、それらに連動するようなキーワードのブログなどを入れておくのもいいやり方です。
例えば、「電子帳簿保存法」の記事を書いておけば、全体の検索量が上がることで、その記事についても上位検索に上がってくる傾向にあります。
自分のブログの成果について、比較的見ることが多いでしょう。
調べなくても見られるところに、フラグを立てておけるので、そういうやり方で見られるように工夫をしておくのもいい方法です。
狙っているキーワードがある場合に、やってみてください。