家づくりをしていくと家相や風水の話が出てきます。自分は気にしていなくても、親や親族の中で「よくわからないけど気にしなくていいの?」などと言われることがあります。
よくわからないけど大丈夫と言われると、対策しようがありません。一体何が悪いのかわかってもらうことはかなり労力です。
風水や家相の本を調べてみましたが、(現代の)建築上に根拠が求められるような点は気にするところでしょう。そうでないところは、根拠がないことを確認した上で捨て置きます。そうすることで家づくりの制約を一つでも減らしていけます。
風水の「欠け」と家
風水では家の欠けは良くないものとされています。
書籍の中でも良く出てくる内容で、対策もその欠け部分に何か植栽を植えることが提示されています。なぜなのかという理由はありません。これは風水ではダメであり、対策はこれだという説明が多いです。
欠けがあると地震に弱くなる
風水の本の中では欠けのダメな理由記載がないのですが、欠けがダメな理由は地震に弱くなることです。
建物は正方形に近い方が揺れに対する耐性が強くなります。
欠けがあると、この耐性が弱くなるのです。
風水的な植栽の対策もいいのかもしれませんが、災害関連に対する対策としてこのような欠けは避けましょう。デザイン的にはいいものができるかもしれませんが、家は基本性能を満たした上でデザインがくるべきでしょう。
根拠があるようなものは気にする、なければ気にしない
欠けは地震に弱くなりますので、根拠があるものです。このような点は積極的に気にする点です。家相や風水のチェックに到るまでもなく気にしている点かもしれませんが。
主要な風水や家相の論点で気になるものは、このように根拠を調べてみましょう。根拠があれば気にする点ですし、なければ気にしなくていい点です。
親戚や親への説明としての理由調査
家相を気にしている人は、あなたではなく親戚だったり親だったりします。そういう人たちの不安は、こちらが根拠を説明できなければ続きます。その不安を持ち続けられるとこちらも不安になります。
迷信と一刀両断することもできますが、説明の観点と現代の家の良さをつなげて説明して理解してもらうように努めてはいかがでしょうか。
【編集後記】
家相や風水で根拠があるかないか分からないものは別の機会でかわし方をまとめます。
【昨日のはじめて】
とあるセミナー
【子どもと昨日】
来た友人に懐いて遊んでもらいました。最近また女の子にも間違われるので、少しずつ雰囲気が変わってきている証拠のようです。