採用では、結局みんなピカピカが好きです。
特定の学部を出ていたり、転職の経験が少なく、人柄や経験がある人を例にします。
採用に慣れていない人がそういう傾向が強いかなと。
別に、ピカピカを選ぶのが悪い訳ではありません。
難があるのは、競争が激しいことです。
他の人が価値がないというものに価値を見いだせるかが、競争を抜ける鍵です。
人気のピカピカは人気が高い
コロナで買い手市場になりつつと言われても、ピカピカの人は引く手あまたです。
外部環境によらず、ピカピカの人は少ないです。
ピカピカはわかりやすく、減点するところがない状態です。
転職の回数が多ければピカピカでなくなるし、学歴を見て求める水準でなければピカピカでない。
ちょっとでも空白の期間があればピカピカではない。
など、いうなれば減点方式に引っかからない人が一種のピカピカです。
そして、人によってはありえないことを求めます。
若くて、能力が高くて、経験が豊富であって、うちに来てくれる。
「若い」⇔「経験が豊富」がすでに自己矛盾をはらみそうです。
仮にすべてを満たすとして、見合う給与水準を出せるのでしょうか。
また、仮にいても人気でしょう。
他と違うものに価値を見いだせるか
「人気が高い」=「他の人もそれを求めている」です。
だから、ピカピカを避けるには、他の人が求めないものを求めましょう。
「いや、そういうひとは要らない」というかもしれません。
しかし、正攻法でピカピカを求めても、手には入りません。
その現実を直視した上で、再度、ピカピカでなくても満足できる人がないかを探すべき理由を認識しておきます。
また、他の人が求めようが求めまいが、価値は変わりません。
あなたがその人に価値を見いだせるかどうかが判断基準でいいはずです。
「どんな能力がほしいか」「優先度」を決める
ピカピカ以外の人を求めるときに大切なのは、
- どんな能力がほしいか
- 能力の優先度
をあらかじめ決めておくことです。
なぜあらかじめ決めるか
基準はできる限りあらかじめ(=書類審査の前に)決めましょう。
人を審査しているうちに、目が肥えてしまうからです。
たくさん見ているうちに、結局ピカピカさんしか見えなくなってしまう傾向も確認されます。
ピカピカ以外を探すための基準です、できる限り(書類)審査をする前に決めます。
その見方で書類審査をして、実際に会って基準を調整していく程度でいいです。
能力とセットで優先度
能力と優先度をセットで決めておきましょう。
必須要件を2~3程度。
加点要件を2~3程度まで絞れると選ぶ幅が広くなります。
もちろん、幹部クラスなどで要件が高い場合は、この限りではないでしょう。
沢山の人が関わる採用だからこそ、要件は絞ってわかりやすくしておくと効果的です。
まとめとして
ピカピカが好きな人が多いのはわかっています。
ピカピカを否定はしません。
でも、ピカピカを採用できる企業ばかりではありません。
その場合の方法として、ピカピカでなくても活躍できる要件を見極めます。
その見極めの過程で、活躍できるが他社と競合にならないような要件を作りましょう。
要件を減らせれば、採用のコストを減らすことにつなげられます。
採用がうまくいかない場合には、ちょっと考えてみてください。
【編集後記】
とある準備。
とりあえず、幅を広げるのを意識してみました。
【運動記録】
ジョギング○ ストレッチ○ 筋トレ○ サプリ○
【子育て日記(3歳)】
早起きして朝から一緒にお散歩です。
ちょっと回り道して、朝の雰囲気を楽しみました。
二人ともお腹が空いたので、足早に家に帰りました。