子ども向けから考える「はじめてのプログラミング」学研

最近はプログラミングの授業が子ども向けにも多く出ています。そろそろパソコンを触らせようかと考えているので、考え方の本も選んでいます。

大人でプログラミングを使う際の考え方の参考にもなるので、良書です。

もくじ

学研のはじめてのプログラミング

今回購入したのは、プログラミングの子ども向けのドリルで、「はじめてのプログラミング」です。小学校向けのドリルとして2冊あり、そのうちの入門ドリルです。慶応大学教授でCANVAS代表の石戸奈々子が監修になっています。

監修:石戸 奈々子, 編集:学研プラス
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良い学習要素として

プログラミングをしている人の基礎的部分として以下の8つの要素を理解することを目的とした学習書です。要素は本から抜き出しています。説明書きはこちらで書いてみました。

分解

物事をよく見て、中に何があるかを見つけ出して、バラバラにしてみること

整理

バラバラにしたものを、きれいに並べたり、グループにしたりすること

条件

「かつ」「または」「できない」、選択や決定をするときのルールを考えること

順序

レシピでクッキーを作るみたいに、ステップを一つずつ踏むこと

繰り返し

繰り返しを見つけて、同じ指示をなくして簡単にすること

場合分け

場所や状況に合わせて、何をするかを決めること

関数

言われたことをもとに行動すること

アルゴリズム

ゲームをクリアするためにステップを考えるみたいに、問題を一つずつ解いていくこと

普段の仕事で何気なく行っているものが多いです。よくよく考えれば、これらの要素に分けて理解したり作り込んだりしていることに気がつけます。教える際の要素に、親として理解しやすいです。また、仕事においても要素の整理に使えます。

練習問題の例として

問題集で良いと感じた一例を挙げます。

絵から、記号の要素を抜き出す問題です。ここでは、パンダの絵はどの要素から成り立っているかを考えさせています。

1日10分で絵が上手に書ける本でも、このように四角や丸などの要素を上手に組み合わせて書く練習をさせていました。

プログラミングをするときに、今更は意識しなくなっていますが、こういった要素を抜き出すのはプログラミングをする上での基本です。改めてですが、参考になりました。

まとめとして

はじめてのプログラミングは、子どもがプログラミングを考え始める内容としていい感じです。学校に行く前からでも始められる内容です。年齢によっては簡単過ぎるかもしれませんが。

教える側としても参考になりますので、適齢のお子さんがいる場合は選択肢です。座学で終わらないように、うちは合わせてパソコンを触らせ始めるつもりです。

監修:石戸 奈々子, 編集:学研プラス
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【編集後記】
季節の変わり目で子ども服を少し見に。迷うところもあったので、そのうち子ども一緒に買いに行こうかなと。

【運動記録】
ストレッチ○

【子育て日記(息子6歳9ヶ月、息子3歳3ヶ月)】
学年の最後の仕上げで、上の子がアルファベットを一から全部しています。写経みたいな根気が必要そうです。

もくじ