竜とそばかすの姫を見てきました。
音楽をメインにおいたものでしたし、
無国籍だったり、世代を超えたものを意識して
メインテーマをつくっているとありました。
音楽担当の常田大希さんは、
インターネットを通して、何が今で何が昔でとか関係なく、ふれあい出した世代
と自身を評していました。
大学生の方と触れ合ったときにも、
時代性の捉え方の変化を感じました。
インターネットは場所を超えるというのは、
よく言われますが、時間を超えるというのもこれから
意識されることになると改めて感じます。
流行りの音楽などの時代性
インターネットプロバイダサービスが日本で開始されたのが1992年。
2021年だと、約29年となり、インターネットができて約30年経っています。
離れた人ともやり取りができるインターネットの特性が語られますが、
過去の名作についての捉え方も変わってきています。
大学生との雑談で、流行りの曲やら好きな映画などを話すと、
XX歳だから、このアーティストが好きだろうというくくりが
なくなっているのを感じます。
例えば、カラオケで「XX歳向け」という選曲方法がありますが、
これに当てはまらず、40年前の曲でも知っていたりします。
一定時期に無料で聴けるもの・観れるものだったり
今現在やっているものについては、知っている確率が高くなるにせよ、
時代と年齢という相関性で相手の好みを知る方法は
そぐわなくなっていました。
過去のものを検索する際の、時代的な重み付けが減って
現在のものと過去のものが並列的に並ぶからこそこのような影響があります。
そして、良いものなら時代を超えて
混じっていくのを感じます。
なお、過去の発言が時間が経ってもとりだたされ、
問題視される傾向が強くなっています。
それは、大きくは意識されなくても
インターネットが新しさと古さの概念を超えていることの
側面的な現れです。
良いものとりいれることが新しさへ
時代性が取り払われるインターネットによって
時代に関係なく良いものを取り入れる必要が出てきます。
求められる水準が高くなりますね。
年齢が高くても今の新しいことを取り入れる必要がありますし、
年齢が若くても、昔にあった議論だったり流行りを知っておく
必要がでてきます。
時代的な新しさ、古さの垣根はなくなっていると。
良いものを取り入れて、止揚したものが
これからの新しさの定義につながるのではないでしょうか。
ビジネスの素でも発想においても、
何かの新しさを求める際に「時代性」の捉え方の変化を
意識できると面白いかもしれません。
【編集後記】
竜とそばかすの姫、とてもよかったです。
重い題材も入っていましたが
音楽部分を中心によくマッチしていましたし、
アナ雪なども手掛けたジン・キムさんがキャラクターデザインをしていて
いい表情が出ていました。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○
【子育て日記(4歳・0歳)】
映画が始まる前、
「いつフワリーが出てくるの?」と。
「今日は、フワリーいないんよ。
ドラゴン出てくるわ。」と。
「ふぅん」となんとか納得してもらいました。
映像がキレイなので、楽しめたようです。