スモールビジネスの良さは、人的ジレンマの調整が少なくできること

スモールビジネスの良さは、当然ですが人が少ないことです。人がいないことが悩みと考えるかもしれませんが、意思決定においてスムーズにものごとが進むというのは、相対的な良さです。

処理能力をどうにか維持、向上させることで、人的ジレンマの少なさを活かすことができます。スモールビジネスの良さとして、改めて感じるところです。

もくじ

イノベーションのジレンマの例

イノベーションのジレンマには、多くの事例が存在します。今が儲かっているので、次に行けないという例です。今更感はありますが、折りたたみ携帯電話の方がタッチスクリーンより求められていると説明されていた例など、分かりやすいでしょう。

自分で行っている事業を自分で否定してしまうのは難しいです。だからこそ、ジレンマが板挟みと評されるわけです。どちらとも決めかねる状態であり、すでに行っている事業を継続しないといけないと。

これは利益の側面と人の側面が考えられます。

イノベーションのジレンマの事業的要素・人的要素

組織の内部であれば、その儲かっている事業を行っている部署があります。勢いがあるため、他の部署から否定をされにくい状態でしょう。そして、儲かっている儲かっていないはおいておいても、その事業を担っている人は、その事業の継続や永続性を信じた行動を続けます。

利益が出ると事業的な側面だけでなく、派閥のように特定の事業を愛着を持って行動する人たちが出てきます。だからこそ、人的要素としても、組織全体を見て補正をするという力学だけを働かせにくいです。人的要素のジレンマは、二重人格のように企業内部の意思決定がズレる要素になります。

二重人格要素のジレンマが、スモールビジネスでは少ない

しかし、安心できるのは、スモールビジネスではこのような二重人格問題が起きにくいということです。そもそも人が少ないわけですから、たくさんの人が集まったときに起こる軋れきが出にくいのです。

スモールビジネスはできることとできないことがはっきり分かれます。投資資金があったり人的余力があるものと異なり、意思決定の問題が出にくいのはいいことです。変わりたいと考える要素があるかもしれませんが、このように問題を起こしにくい側面があります。

できることに注力を

人の悩みは尽きませんし、採用は今も昔も難しい業務です。スモールビジネスを行う人は、問題発生が少ない側面を活かしつつ、できることに注力を考えていきましょう。

【編集後記】
執筆のご依頼を受けて、早速リサーチを開始しています。書くのもの楽しいのですが、リサーチ作業も好きです。材料集めで、成果物が大きく変わるので、この辺りは注意しています。

【運動記録】
ストレッチ○

【子育て日記(5歳・2歳)】
春のイチゴをみんなで食べました。まだまだ美味しいのがありますね。

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