ルールがあるところに一貫性を持つのは、大切なことです。
会計がその例です。
一貫性を持って対応をすることによって、おかしな処理がなくなります。
でも、ルールなあるところだけでなく、ないところに対してこそ一貫性を持つことを意識したいです。
ひとつだけの正解がないとルールをつくりにくいかもしれません。
でも、そこを敢えてルール化したり、態度をきちんと決めておくことで、美しさを保てます。
正解がひとつの場合の一貫性
正解がひとつの場合、一貫性を持ちやすいです。
ある行為が正解かどうかを見ればいいから。
ひとつしか正解がなければルール化もしやすいですね。
どこからかの反論もあまりないから。
正解がひとつの整った世界において、一貫性は持ちやすいものです。
懸念点があるとすれば、そういった整った世界が世の中のいたるところに出てくると錯覚させてくるところです。
グレーな領域への態度
グレーな領域を、表現の観点から考えてみます。
正しい日本語、正しい英語などといえば、正しさはあるんだと感じさせるでしょう。
でも、その正しさはどこかしらで表に出てこない目標を持っています。)
だから、そこに対しての正しさがあります。
アカデミックな書物で誤った理解をさせないことを目標とさせるなら、複数の意味に取れる文章を嫌うでしょう。
株式総会など商事法務の運営において、その表現ももちろん正常な商取引のために規制がされますが、その他に公表される情報についてのタイミングを課題にしている場合も見られます。
ハードローに対するソフトローとして、異なった行動規範で動く場面を考えれば、行動だけでなくその表現もさまざまです。
ひとつの側面に見えて、いろいろな人が関わっていればさまざまな領域があります。
「正しい」がひとつでないのは、そのさまざまな領域があるから。
ここがグレーな世界ですね。
グレーな領域で一貫性が保てるというのは、どこかの領域からちゃんと関わっている証拠です。
プロフェッショナルに見える
グレーな領域への態度は、美を好む結果というだけでなく、プロフェッショナルに見えるかどうかを分けます。
「その良し悪しが細部に宿る」というのは、てにをはという意味だけではありません。
本題にかかわってこないことへの対応で、裏側にある大切な点への一貫性があることを暗に示せるからです。
よく見れば世の中にはグレーな領域が多いです。
わたしの場合、グレーな領域であってもできる限り人に優しい内容にしたいですし、困っている方であればこそ一緒につくりあげていく喜びがお互いにあると考えています。
グレーな領域は割り切りにくいです。
だからこその腕の見せどころ。
みなさんがよくかかわるグレーな領域があれば、ちょっとした一貫性を考えるとたのしいかもしれません。
【編集後記】
ご出世して会社の代表になった方に久々にお会いしました。
以前と変わらず丁寧な対応をされており、参考にさせていただいています。
【運動記録】
ストレッチ○ サプリ○
【子育て日記(5歳・1歳)】
ハロウィンは、子どもにとっていいイベントですね。
たまたま会った1年生の女の子と、3年生の男の子が、塾であるパーティをたのしみにしている様子でした。