Webの制作をするときによく考えるべきものの一つに、ハンバーガーメニューが使いやすいかどうかがあります。
絶対の答えはないにせよ、よく見るから、よく使われているから使うという思考では使わない方がいいかなと感じます。
ハンバーガーメニューとは
ハンバーガーメニューとは、こちらのような三本線のことをいいます。
どの教材を見ても、「ハンバーガーメニュー」と呼称されているので、これが正式名称でしょう。
三本線の上下がバンズで、真ん中が具のイメージです。
これが、バンズだけの二本線の場合もあります。
スマートフォン用のサイトにおいて、メニューにたくさんの項目が並ぶとみにくくなります。
そして、スッキリしなくなります。
それらを避けるために、メニューを見えなくする、そしてタップしたときに見えるようにするのが、このハンバーガーメニューの役割です。
実際にこのサイトのスマホ版でも使っています。
タップをすると、メニューが出てきます。
ただ、これが本当に使いやすいものかは疑問です。
今、サイトの改修を始めています。
その中では、ハンバーガーメニューは避けたいなと考えるところです。
どれくらいの人がタップしてくれているか
ハンバーガーメニューを避けたい理由として、わかりにくさが上げられます。
そもそもハンバーガーメニューを必ずタップする方でしょうか。
タップされないという問題があります。
あるいは、タップしてくれても、その先のリンクがわかりにくかったり、タップしたいリンクがそこに存在しなかったりします。
ということは、
は単なる飾りとして存在することになります。
スマホサイトはただでさえごちゃごちゃしています。
設計において、パソコンサイトからスマホサイトを設計するという発想を強く持つから、ハンバーガーメニューが必要と感じてくるのではないでしょうか。
であれば、表示する項目を絞ったり、スマホサイトから設計するなどしてサイトをわかりやす構成することから始める必要があリます。
ハンバーガーメニューを使うか使わないかは、表示をどうするかという小さな目線ではなく、サイト構成をどう作っていくかという大きな目線で実現することと言えます。
対象が使っているか、改めて考えよう
ハンバーガーメニューを使っている割合の諸説では、20%にも満たないと言われます。
使われないことはないですね。
でも、使わない人の方が圧倒的に多いと言えます。
対象者が年配の人であれば、ハンバーガーメニューは、実際に単なる横棒三本です。
「なんかあるな」程度の認識です。
10代や20代の人のようにタップをしてくれるとは考えにくいです。
あなたのサイトの利用者はどの層でしょう。
もし、ハンバーガーメニューをタップしない人が多い層にアプローチをするのであれば、ハンバーガーメニューは思い切って無くしてしまうのがいいです。
その代わりに
- ヘッダーやフッダーに遷移ボタンを配置する
- 上部へ戻るスクロールボタンを用意する
- 追跡するメニューバーを配置する
など、代わりでわかりやすいものを用意する方法があります。
なお、サイト設計をしているとハンバーガーメニューは役立つように感じます。
というのも、入れる要素が多いに対応できます。
本体ページをスッキリと収めることができます。
これらから、製作側としてはハンバーガーメニューは提案しがちな要素です。
ただ、依頼側やユーザー側でハンバーガーメニューが本当に使いやすいと感じるものかは、よく考えるべき点です。
サイト設計を考える方や、見直しをしたい方は、自分のサイトにおけるハンバーガーメニューの使いやすさを見直してみるといいです。
【編集後記】
雨が降ってか、ぐっと寒くなりましたね。
上着を引っ張り出しました。
【運動記録】
ストレッチ○ 筋トレ○
【子育て日記(4歳・0歳)】
下の子と温泉へ。
薄暗い雰囲気だったせいか、少し怖かったみたいです。
けっこう泣いていました。
それでもお風呂は気持ちよかったようで、落ち着いたら静かにつかっていました。