今回はセクハラ・パワハラの対策の参考になる論文のご紹介です。
事例ベースのセクハラ・パワハラ対策の知識が得られます。
「社長は労働法をこう使え」が面白かった方は間違いなく好みの論文です。
論文を読んでみるべき方やオススメポイントをご紹介します。
どこからがセクハラ・パワハラなのかがわかる論文
働く人がたくさん増えれば人間関係のトラブルも増えます。
部長が直接問題を起こさなくても、その下の課長が問題を起こした場合は誰が責任を取りますか?部長でちょうか、課長でしょうか、それとも社長でしょうか。
使用者責任を考えると、「部下がやった」みたいに他人事で済ませられなくなります。
では、どこからが誰の責任になるのでしょうか。
ドラマでも日常会話でも、セクハラ=悪、パワハラ=悪、のような意味合いがあり、なかなか踏み込んでどこからどこまでが法律として罪になるのかわかりにくです(モラル上の罪とはちょっと違います)。
セクハラ・パワハラの範囲はわかりにくいのですが、この論文はこれらの範囲を答えてくれます。
どんな人に向いているか
この本を読むとおそらく打ち合わせ一回のネタに使えます。
論文は、労働者寄りに(当然)なっている労働法の知識を使って(良い環境を作るために)経営者向けに書かれています。ビジネスパーソンとして共感できる内容です。
また、社内ルールや指針を作る総務・労務担当者、上下を問わず一人でも部下がいる方は、読んでみてほしいです。
わかるようになること
この論文でわかるようになることは、こちらです。
「昔は当然だった」ということがハラスメントになることが当然ありますし、今の判断でも「法律上はハラスメントにならない」と判断されることがあります。
これらの境界線は引きにくいです。
でも、大切なのは似た事例を説明して経営者にリスクをわかってもらうことの方も多いはず。
それだけでも読む価値がある論文でした。
修士論文を作成している人にも参考になる
これから修士論文を書く人もぜひ読んでほしいです。
また、その場合は学習計画書も併せて目を通しましょう。
論文作成の参考になりますし、これから学業に励む方にとって刺激になる意気込みがあります。
修士課程2年間の始めと終わりをコーヒーブレイク代で買えます。
ちょっとでも気になったら、ノーぽち(ノータイムぽち)してみてください。
【編集後記】
授業の打ち上げ飲み会に行ってきました。
【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO
【一日一新】
からだFREE
【子育日記(2歳)】
勉強と子どもとの時間のバランスは悩ましいです。
子育てしながら論文を執筆した教授も、学び・資料収集・論文作成の時間短縮方法を考えながら作ったそうです。
と、書いていると遊びに誘われたので、一緒にブロックを作りました。