プランBを少しだけ用意しておこう

仕事をするとき、不確定な要素は多いです。予測した内容と異なることがある場合、次善策を考えておくべきでしょう。一手しかないと、手詰まりになりやすいです。

しかし、個人の場合は計画だけ肥大化させるリスクがあります。プランBのバランスをよく考えることについてまとめてみます。

もくじ

大きな方針のプランB

自分の行動は一番うまくいきそうな方法から選んでいくはずです。この場合にボツになった案というのも、少し取っておくほうがいいです。

ボツになった案をすべて廃棄してしまうと、最善策がうまくいかなかったときに取れる手がなくなってしまいます。うまくいけばそれでいいですが、うまくいかなかったときにどうするかを持っておくことは意味があります。

また、方針変更をする際の基準を用意しておくと、切り替えやすいです。というのも、不利な状況になるとあがいてしまって正確な判断がしずらいからです。冷静なときに、つまり当初に、ある程度どこで方針を変えるかも合わせて考えておきましょう。

3ヶ月挑戦して変更するとか、100回挑戦するとか。

プランの立て過ぎは負担

個人でビジネスをする場合に、プランの立て過ぎは、意味がありません。
割ける労力が決まっている以上、使わないプランに労力を割くよりも、最善策を改善していく方が意味があります。

プランBとして、次善策を用意することを推奨する一方で、プランだけ立てすぎにならないようにしましょう。

その意味で、うまくいったこと、うまくいかなかったことをきっちり記録しておくといいです。

指標を決めて細かく対応

プランBをもつことの大切さ、プランBに移行するきっかけを最初に決めておくといいとお伝えしました。

一方で、プランBを立てすぎてプランAの質が悪くなってしまっては本末転倒です。まずは、第一案を上手に立てきることを目標にしましょう。その上で、ボツ案も折を見てまとめて使えるようにしておきましょう。

ビジネスはうまくいけばいいですが、うまくいかないこともあります。焦らず、対応できるよう準備しておきましょう。

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