会社にはヒエラルキーがあり、よっぽど怠惰な社員でなければ自由気ままに社内で行動できるわけではありません。
それでも会社では自由にしているなという人を見かけます。それが上司に批判されながらであっても。
しかし、よくよく見てみると社長自身が原因になっていることもあることをまざまざ見ることがあります。
隗より始めよとまでいかなくても、隗にも手をつけておく必要があります。
月曜の朝来ないことをよく思わない経営層
休み明けの朝に出勤しない。シャイニングマンデーなどと提案が出ていることを聞きます。
しかし、雇用主にとっては労働者は労働を提供するものであって、月曜日の朝に来ないことを低く評価している人がいました。もちろんそんな人が全員ではないのでしょうが、その会社の人は月曜日の朝に来ないと低く評価される。
にもかかわらず、一部の社員は月曜日の朝よく休んでいます。体調不良であったり不意な家庭の用事だったり。
社長は結局月曜日の午前中など休んでいる
なぜその会社は社員が月曜日の朝によく休んでいるか分かりませんでした。
ただ、よくよく観察すると、社長が休み明けによく休んでいることが分かったのです。
結論として、社長がそういう行動をしているからこそ社員も月曜日の朝に休んでいたのです。
経営層だからいいという発想もあるかもしれません。ただ、そういうやり方をしていると社員との信頼関係の構築は遠のきます。
良し悪しにかかわらず、一昔前に比べて組織がフラット化しているため特別扱いに対しての反発も出てくるのです。
誰かが悪いというわけではなくて、社長がそうしているから社員がそうしている
実際、月曜日の朝休もうがなんでもいいのです。今回ここで考えて見たかったのは、組織の中でダメな行動をしている原因は結局社長にあったということです。
そして、これは慎重にその組織を観察した結果として分かったことです。よく観察しなければ、上司が悪いのではなくて、一見部下が悪いで終わってしまう。
営業の方法であっても企業の中の風土であっても、決定権を持っている人の影響から組織は免れにくいということを再認識する出来事でした。
【編集後記】
まだまだ休みの人が多いのか、電車も空いていますね。夏のとある日の雰囲気が出ていて心地よいです。
【昨日のはじめて】
ハーゲンダッツ クリスプチップチョコレート
【子どもと昨日】
夕方に一眠りしたせいか、夜はあまり眠くなさそうです。それでも、ひとしきり身体を動かさせてあげるとちょっとずつ眠くなってきました。