法律の本は読みにくいです。
細かな規定があり、いくらやっても終わらないから。
資格学習でもたくさんの法律を学びます。
あるいは教養でも法律を学ぶ人もいます。
でも、頭に入ったと納得する方法はどうすれば良いのか。
法律の教科書を読んでも情報が多いので、なかなか入ってきません。
そこで、オススメする方法は目次を持ち歩くことです。
そして、ハイライトは構造と大切なところにすることです。
理由と内容をみていきましょう。
法律は骨組み理解すると わかる
法律を理解する一番良い方法は、骨組みを理解することです。
英語を学ぶときでもプログラミングを学ぶときでも同様。
迷路にハマって方向性が見えなくならないように教科書を読むコツこそ、骨組みにあります。
では、骨組みを理解するのに良いやり方は何でしょうか。
それは、
1. 法律の目的(趣旨)を理解する
2. 目次を活用する
3. マーカーで骨組みをはっきりさせる
です。
法律の目的(趣旨)を理解する具体例:会社法
何かの法律を学ぶ際には法律の目的を理解しましょう。
教科書や概論書の最初に必ず目的が書いてあるはずです。
その目的を理解しましょう。
今回は会社法で考えます。
会社法の入門的教科書で、Leagal Quest 会社法から目的を探して例示します。
総論でP9の「会社法とは」のところを読んでみると
実質的意義の会社法は
(1)事業活動の主体(単位)である企業が、会社という法的携帯を利用する場合の、その組織の運営について定めるルール
(2)会社をめぐる利害関係者の利害の調整を主な目的とする
(改行や数字はak-up.comにて編集)
となっております。
つまり、会社法は利害関係者の利害調整と、会社の運営ルールを定めるための法律です。
細かい法令を読んで悩んだとき、会社法の目的(趣旨)に照らして理解する場面で役立ちます。
ちなみに、教科書ではだいたい最初の概論で記載があります。
また、万一見つからない場合は先生に聞いてみてもいいです。
見つからないときにあまり時間をかけすぎないようにしましょう。
目次を常に見よう
教科書を読むとき、目次を常に横に置くようにしましょう。
目次を横に置くことで、自分の位置がわかります。
法律は細かいところまで定めています。
しかも細かいところこそわかりにくい。
議論が入り組みますし、限定的な場面を理解しなければならないからです。
そんなときに役立つのが目次です。
パラパラと目次に戻って立ち位置を確認します。
また、人によってはコピーをしてしおりがわりにしている方もいます。
それくらい、すぐに目次に立ち戻れるように用意しましょう。
骨子に順序3色でマーカーしよう
目的がわかれば目次を横に置きつつ、骨子が理解できるようにマーカーします。
オススメなのは、大きな見出しから順に色付けを決めてマーカーすることです。
こんなイメージです。
- 1章
- 1節
- 1
- 2
- 3
- 2節
- 3節
- 1節
- 2章
- 3章
上記の例はマーカーを文字の6割の太さにしてます。
法律は入り組んでますので、文字の10割の太さにしてみて分けることもできますよ。
上記は目次でも確認できます。
目次もしっかり併用しましょう。
詳しい説明で入り組んでくると上記構造が見えなくなるので、マーカーと目次で補うことが役に立ってきますよ。
骨子以下はアンダーラインや色分けで対応
法律は構造が深いです。
3色以上の深部に1−2本の色を足す他、アンダーラインも選べます。
上記の例でマーカーの種類を3種類に提示しました。
分野によっては、もっとマーカーを用意することもできます。
アンダーラインにしていくこともできます。
種類が多い分野の場合色鉛筆をオススメしている方もいました。
この辺りは好みです。
目的は、法律の骨格を理解して読むための補助輪にするためですから。
まとめとして
法律を学ぶとき、英語やプログラミングを学ぶときと同じく、長い初心者状態にハマってしまうことがあります。
しかし、法律の骨格を理解しながら読み進めると、割と早く全体を身体になじませることができます。
習熟とスピードとの兼ね合いを考えて、合いそうであれば
1. 法律の目的(趣旨)を理解する
2. 目次を活用する
3. マーカーで骨組みをはっきりさせる
を使ってみてください。
基礎力を高めたい方にとって大切な、納得できる法律の構造理解をする手助けになるはずです。
【編集後記】
大学院の他の子持ちの方もかなりがんばっていました。
少し話す機会があったときに、
「子どもと遊んで、そのあとのご飯を作ってから来ました」と。
学ぶ意欲が高い方ばかりです。
見習ってがんばるようにします。
【運動記録】
ジョギングO ストレッチO 筋トレO サプリO
【昨日のはじめて】
さけるチーズ ベーコン味
【昨日の子育日記】
保育園での用意を一緒にしました。
親がなんでもするというよりも一緒にしてあげると、ちょっと気持ちが和む気がします。
続けてみます。