戸建住宅をデザインする際に、設計草案を書いてみる必要があります。専門家でない人がどのような方法で草案を考えてみるといいか、考えてみます。
設計検討の方法
手書き
原始的ですが、手書きで考えると素人には自由度が高いです。一番最初に始める方法としていいです。
また、ここに付け加えておきますが、最初にモデルルームには行くべきではありません。実際に深く調査をしてみれば、モデルルーム展示の製品は標準品ではなくかなり高いものを集めた設定になっています。それらを最初に見てしまうと、非現実的な設計に偏っていきます。
マイホームデザーナー12
マイホームの間取りを検討する際には、よく出てきます。間取りを書いてボタンを押すと立体でも見れ、パースや中を歩いた様子まで見せてくれます。
Excel DE 間取り図
使ってみましたが、それほど使い勝手の良いものではありませんでした。
SweetHome3D
こちらも使ってみましたが、しっくりきませんでした。
google sketchupスケッチアップ
簡単に使えると言う触れ込みに従って使ってみました。深部まで習熟すれば良い感じですが、最初使える手応えがありませんでした。戸建をデザインする際には、家のこと、子供のこと、家族のことと、忙しいでしょう。習熟する時間をかけることは無理な場合が多いです。そういった意味で、選択肢で優先されません。
私も使ってみましたが、少し慣れにくいソフトでした。
測ることと、単位長さを理解すること
手法を先に記載しましたが、家づくりを考えて行く際には、実寸を測って感覚を確かめることが大切です。また単位長さを理解することをしてください。
実寸を測るのは、人によって感じ方が変わるからです。夫婦で家づくりをしているのであれば、身長差があれば感じ方や使いがってが変わります。その差異を細かく感じながら埋めていく時間は、とても重要です。
間取りを考える際は、尺貫法の910mm、1365mm、1820mmを基準に作っていくことになります。この長さを意識してみましょう。ただ、実際に実物を作るときは、壁厚が伴ってくることからそれより狭くなることもあります。注意してください。
お金を出してよければ3Dマイホームデザイナー
本題に戻って、どのソフトで設計をすればいいでしょうか。上記のソフトを使ってみた結果は3Dマイホームデザイナーが良かったです。
空間の広さを作りたいときは専門家の力を借りる
間取りはあくまで、2次元です。空間は3次元であり、床面積以上に視覚的な抜け感の工夫でカバーできることもあります。デザインは専門家が入るほど専門的な分野です。設計するのはあくまで草案にとどめておき、可能であれば専門家の力を借りると良いものができやすいです。自分に合った方法を考えてみましょう。
【編集後記】
少し早いですが、紅葉を見てきました。ぐっと温度が下がってくると、空気の気持ち良さもあって心地いいです。
【昨日のはじめて】
フリクション3色ペン
【昨日子どもと】
自分でわわわをし出しました。ハイハイはできませんが、ちょっとだけ斜め前に進みました。